#99 謙虚な姿勢で取り組む
心では思っていたとしても、横柄に何かを取り組む人は少ないと思います。
ただ、言葉より態度や仕草で人の気持ちというのは伝わるもの。
簡単に言えば、雰囲気です。
雰囲気で「考え事」というのは良くわかります。
目は口程にモノをいいます。
これはコミュニケーションの経験値を積んだ人には、さらに筒抜けになります。
心が見透かされてると思う人もいるのではないでしょうか。
さて今日は態度についてです。
態度と言っても、今回は何か物事に取り組む際の姿勢のことを指します。
私は基本的に頼まれごとを頂いたり、自分のことをやる際に、
「めんどくさい」は言わないようにしています。
自分の言葉を一番聞いているのは、自分です。
次同じことをやる時、最初のめんどくさいより、
倍はめんどくさい気持ちが膨れ上がって取り組まないといけなくなるからです。
というのも、こう身の振り方を考える良い考え方があったので共有します。
大市という、老舗スッポン料理屋さんの経営理念です。
私が、いつも心にしている言葉は「坂道」。
下り坂は、体を反り返らせ横柄な姿勢で下ります。
これは、自慢をしたり、俺はすごいと言う態度をとっている人は、実は下りている。
登り道は、頭を下げ腰の低い姿勢で上ります。
これは、頭を下げ腰を低くし、「ありがとうございます」「がんばらしていただきます」
という姿勢で、人としても、店としても成長できます。
この坂道の気持ちを持ち、次の代にも伝えていきます。
http://www.suppon-daiichi.com/store.html
楽をしたい場合は下り坂。
しんどい時の喩えを登り坂、で表現することが多いように思います。
ただ、この経営理念は逆なんです。
人として成長するためには上り坂を登り続ける必要があります。
その時は、感謝を伝え、取り組む姿勢は前向き。これが成長していくということ。
のけぞった姿勢では、人生下っていくという良い例です。
また、この理念のすごいところはお店の開店年数です。
老舗すっぽん料理屋と表現しましたが、何年だと思いますか?
340年です。340年続けられているお店なんです。
すごいですよね。
340年も続けていれば、慣れや安定、現状維持を考えても良いものですが、
340年経っても社長は上り坂を登るために
「ありがとうございます」
「がんばらしていただきます」
こう言ったものを見かけると、自分はまだまだだなぁと思います。
100回投稿目の前にして、継続は力なりとそれなりに自信が付いてきたり、
読んでくださってる友人から「すごいね。」「頑張ってるね。」と励ましを頂くことも増えました。
ただ、340年続けたお店の謙虚さ。日々の仕事に感謝して取り組む姿勢。
この経営理念と出会ったのは、偶然ではなく、必然です。
これからも謙虚に、「がんばらしていただきます」この姿勢を忘れず、投稿していきます。
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