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#78 ニュースから見る働き方の多様性

面白いニュースが1件ありました。

中国のギグワーカーが2億人に 政府は推奨、待遇に課題も

内容を簡単に要約すると、中国のギグワーカーが2億人を超え、ギグワーカーに対する社会保障や会社からの保障がなく、問題になっている。といった内容です。
ギグワークとは、アプリやネットを使い隙間時間などの空いた時間を使って働くことを言います。日本で言えば、UberEatsやタイミーなどが有名です。
「今日の21時~24時の間だけ入る」といった使い方が可能なので、上手いことやれば、少しずつお金を稼ぐことができます。

私もタイミーは一度だけ使ったことがありますが、条件の良い仕事はすぐに誰かが取っていきます。なので、スピード重視で登録する必要があります。
3時間のデータ入力で計4000円とかあるので、興味のある方はやってみると良いでしょう。

また、こういった『バイト』のような働き方だけでなく、隙間時間でこつこつとアプリ開発をしたり、絵を書いて売ったりすることも、広い意味でギグワークになりえます。
外で自転車漕いでご飯届けたり、どこかに集まってタイプしまくるだけがギグワークではありません。

この中で私が面白いなと思ったのは、職種です。自家用車のタクシーなどやっているみたいです。
一部引用すると
”日本のユーチューバーのようなライブ配信パーソナリティー、日本の着物にあたる「漢服」デザイナー、整理収納アドバイザー、ゲームデザイナー、eスポーツプレーヤー、ミルクティー試飲担当者、ネット文学作家など職種は多種多様。”

言った者勝ちな仕事がちらほら見当たります。
好きなことや、興味のあること、これなら誰もやってないからやってみよう。といった事でお金をもらって仕事にしている人がいるということです。

こういったギグワーク然り、会社外の仕事は基本、自己責任です。自己責任なので、要望はあれど、良くも悪くも自分の裁量に任されます。
個人的には今回のニュースは悲観したいわけではなく、自由だからこそ、生まれた仕事がたくさんあり、”自分のしたい仕事をする”楽しさがあるから大勢取り組んでいるんだろう。ということです。

日本で考えると、こういったマルチな働き方はまだまだマイナーです。
私のnoteを見ている方であればご存知の方も多いかもしれません。
ですが、同世代の友人を含め、サラリーマン思考がこびりついた人はそういったことにアンテナを張りません。

社会的に働くことの価値観は少しずつ変わってきています。
会社は今まで給料を払う代わりに、仕事を与え生活を保証してきました。
これからは会社は一個人ではできない費用のかかる仕事をさせてくれる場所になります。
言ってしまえば、会社以外で自分の歩みたいキャリアから逆算して仕事を選ぶ時代が来ます。

まずはなんでも興味を持って仕事をしてみる。ここからじゃないでしょうか。

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