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#66 ベンチマークを決めること

人と比較すること自体に意味はありませんが、比較することでやる気が出るなら比較するべきです。
アスリートや営業マンのような、勝負ごとに人生をかけていたり、数字が業務成績に影響される仕事は比較”してしまう”ことが多いように思います。
私も陸上競技を全力でしていた時は
”ライバルには出来ているけど、自分にはできていない”とか
”チームメイトは毎日頑張って走っているけど、自分は怪我して走れていない”など、無意味に比較し、焦り、ライバル心を燃やすことが多々ありました。

他人と比較するぐらいなら、自分と自分を比較しろ!と思います。何かに

取り組んだ自分
取り組まなかった自分

この2つをシミュレーションし、どちらが自分にとって良いか比較するのです。
他人は管理下にありませんが、自分は管理下にあります。
自分をどう成長させたいかをイメージし、自分で行動することはできます。

ただ、私もそうですが、「とは言いましても^^;」となることは多いです。
何故かやる気が起きなかったり、やるべきことを後回しにしてしまう。
テスト前で勉強しないといけないのに、なぜか机の掃除をしてしまう。
何度も経験してきました。
(こういう状態の事”先延ばし行動””セルフハンディキャップ”と言います)

そう言う時はベンチマークを決めてしまいましょう。
ベンチマークとは、基準・水準や目標と言う意味です。

競技や仕事で言えば、ライバルに近いです。
自分が超えたい、勝ちたいと思う競争相手の”結果”を作ることです。
この時、人ではなく、結果にフォーカスすること。

人だと、妬み辛みが湧いてくる人もいます。
人の感情で一番強いエネルギーは怒りです。
怒りのエネルギーは2種類あり、リベンジの感情と復讐を誓う感情です。
ライバルに勝ちたいという感情で自分を奮い立たせること。
そのライバルは自分の過去の経験だったり、人が持っている結果だったりします。

やる気を出すコツとして、”カマスの実験”の話があります。
自分にとってのカマスを見つけると、自ずと行動したくなります。
私の場合、陸上をしている時は、自分より少し早い選手をカマスにします。
仕事の場合、自分より結果を持っている同僚などがカマスに当たります。
カマスの実験は有名なので、また別の記事にします。

ちなみに一番レバレッジが効く感情は感謝です。
これに関してはまた別の記事に取り上げます。
スポーツマンが、”今までお世話になった人に感謝”と言ったフレーズを使う時があります。これにはもちろん意味があります。
なので、私も感謝の感情で動くように心がけています。
”感謝の心で満たす”イメージです。

目標達成するためのベンチマークはなんですか?
特にアスリートや仕事を頑張りたい人は意識してほしいです。

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