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ミニマリスト的 フランス人は10着しか服を持たない【ローランドさんおすすめ本】

「フランス人は10着しか服を持たない」
この本を読めば、あなたもパリのマダムの元に留学した気分になれます!

女性向けの本だと思っていたのですが、 あのローランドさんお勧めの本というだけあって、生きる哲学書と言ってもいいくらい、明日から考え方が変わる本になってきます。

この本の作者、ジェニファー・L・スコットさんは、もともとLAに住んでいた、LAガールです。
その彼女が、学生の時にフランスに留学して、そこで出会ったフランスの価値観を教えてもらい、それがどのくらい素晴らしいことなのかを書いています。
買い物が好き、荷物が多い、ミニマリストって何?って思っている方や、その価値観がわからないという方も考え方が変わるかもしれませんので、ぜひ読んでみてくださいね。

そのジェニファー・L・スコットさんがフランス・パリにいってどう変わったのか?
パリの生き方は、上品、エレガント、人の事を気にしない、物でなく心が豊かということに
価値をおいていて、彼女もその価値観に影響されていきます。

みなさんも、この本や記事を読んでパリに留学した気分になってもらえれば、心が満たされ、物がなくても満足できる自分になってくると思います。
今回は5つのポイントに絞って紹介していきますね。


①食事を楽しむこと

食べることって大事ですよね。
ポイントを絞ってお伝えすると、まずは、食べることに集中することが大事だと言っています。
みなさん、食べながら話す、テレビを見る、勉強する‥‥やってませんか?
そして、お腹が空いてから食べる感覚も大切で、お腹がいっぱいになってからも、惰性で食べ続けてしまうのもNGです。

また、食べる時には五感を最大限使いましょう。
食べたときの香りやどんな食感なのか、味わって食べてみてください。
私も次の日から試してみたのですが、サラダを食べる時、
野菜ってこんな味なんだ、トマトも甘いのも酸っぱいのもあるんだと感じることができました。
五感を感じながら集中して食べると、素材にこだわるようになり、買うものも変わってきます。

お腹がすいた状態で食べることで、より食事が楽しみになりますし、
質を気にかけたり、細かい味や食感に気づくことができます。

1回の食事に対しての充実感、満足感が変わってくると思います。日々の食事に幸せを感じられるようになりますので、ぜひ実践してみてくださいね。


②生活で体を動かす・自分らしい体を愛する

ロサンゼルスや日本でもそうですが、体を動かす、運動をするというと、
ジムに行くことを想像する方が多いと思います。
フランスではジムに行くという概念があまりないそうで、家事をやりながら筋肉をつけたりストレッチをしているそうです。
私もエレベーターではなく階段を使ってみたりして、生活の中でも運動ってできるんだと実感しました。

普段からやっていくことが大事で、日々の生活に運動を取り入れることを意識するのが良いと思います。

フランスのマダムは自分の体に自信をもっていて、自分らしい体を愛していると言われています。
自分の体に対してポジティブに思うことって大事だと感じました。

③本当に大事な服だけ着る

この本のメインにもなっている「フランス人は10着しか服を持たない」という部分です。
フランスと日本は気候が違うので、日本では気候ごとに10着とかでもOKだと思います。
ただ、本当に大事なのは、服の数ではなく、その考え方です。

流行を追うよりも、自分らしい服や、なぜその服を着るのか考えて、自分の好きな服を着ましょう。
穴が空いていたり、破れそうなもの、毛玉がついているもの、着ていませんか?
「まだ着れるし」と思うかもしれませんが、思い切って捨ててみるのもいいと思います。
そうすると、自分の手元に残るのって本当に大切な服、お気に入りの服だけになってきます。
物を減らすと大事なものが見えてくるんですね。
自分らしさ、自分にあった服を着ましょう。

また、自分の服のテーマを決めておくといいです。
私はLAセレブに憧れていたので、海外の雑誌に載っているような、セクシー、スポーティ・カジュアルな服が好きです。
そうすると安さなどにも惑わされませんし、質が良いものを保った方が結局コスパもいいと思います。
質が良い服に囲まれて、自分らしく、気分よく暮らせると思います。

ちなみに私はこの本を読んで、服がゴミ袋1つ分服がなくなりすっきりしました!


④自分の香りを持とう

フランス人はみなさん一人ひとり自分の香りを付けています。
フランス人は、頬を寄せてあいさつをする時、香水の香りがふわっとするらしいんですね。
自分らしい香りを人と共有することを非常に大切に思っているようです。

みなさん、自分の香りってありますか?どんな香水ですか?
私の香水を選ぶ基準は「人と被りたくない」そして「自信を持てるような香り」です。
この本を読んで、久しぶりにシャネルの香水、「チャンス」を買いにいったんです。
自分のためにつけた香水って、自信がつくし、良い気分になります。
この本の言いたいことってこういうことなのかなとわかります。
心地が良い香りをつけることで、物に満たされるよりも自分の心が満たされた気分になります。


⑤沈黙を味方につける

アメリカ人はよくしゃべる人が多いですし、
女性ってしゃべるイメージを持っている方も多いと思います。

実は「沈黙」、間ってとっても大事なんです。
沈黙があると、ミステリアスに見えて、自信がよりあるように見えます。
「沈黙はスキル」といってもいいと思います。
間ができたとき、しゃべりたくなっちゃうかもしれません。
でも、間ができたときは、注目がこっちに集まって、相手の注意を引くことができます。
営業の仕事をしていた時にも使えましたので、怖がらずに、間を楽しむようにしてください。


■どんな状況でも満たされる自分になれる「哲学書」

服やファッションの話だけでなく、とても奥が深い本でした!
外でなく内に注目することで、満たされる感覚を味わえる、哲学書に近い内容だと思います。
このスキルがあれば、どんな状況でも満たされる自分になれる、どんな状況でも幸せでいられる自分になってきます。
お金だけでなく、自分の中の価値観にとことん向き合うことができます。
ローランドさんが勧めるだけあって、非常にいい本だと思います。

こちらの本、続編の2と3も出ていますのが、ローランドさんも1が一番良かったといわれています。
もっと深く知りたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

皆さんの人生や心がちょっとでも豊かになりますように!




☆プレミアムワーク【人間力がアップする3つの質問】

Q1 あなたが食べたものor次食べるものについて、食材それぞれがどんな味だったか?香り/食感/味/見た目等を書き出してみましょう。

Q2 あなたが家事や生活をしながら、運動できるメニューを3つ考えてみてください。 (例:掃除機かけながら途中でスクワット、階段を使うetc) 

Q3 あなたの服のテーマを決めてみましょう。また、なぜ今その服を着ているのか、その服を選んだ理由を説明してみてください。

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