気をそらす時間をつくるために
余白は知らず知らずのうちに、心の振れ幅をつくってくれる。
忙しさで埋め尽くされた暮らしからは、いつか何も生まれなくなってしまう。
そうならないために何も考えないし、何も生産的なことをしない時間が必要だ。それを余白の時間という。
でもいざ時間を取って自分の頭を空っぽにしようとしても、何か考えてしまうこともあると思う。
私ももともとオン・オフがとても苦手で、考え事があるとそのことをずっと考えてしまう。
そんな時は気をそらすことのできる何かを見つけるようにしている。
もちろん必ずしも気はそらさなくてもいい。無理に自分をコントロールしようと力む必要はどこにもない。
ただ、気をそらせる何かを見つけるということは、自分のことを知るヒントになる。
というのもオン・オフが苦手でも気をそらしてしまうくらい、興味を持てるものを見つけたことを意味するから。
いままで私は料理をする・食べること、空を眺めることくらいしか、気をそらせるものがなかった。
しかし最近香りに興味を持つようになって、試してみたり、本を読んだりし始めた。
疲れた時や考え事で頭が飽和している時も、香水のにおいをすこし嗅いでみると、すべて吹き飛んでしまう。(とてもおすすめなので試してみて!)
そんなこんなで、前よりも余白の時間をつくりやすくなった。
なかなか気をそらすことができないときは、何かに頼っていい。
何に頼る?
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