小道、脇道、じぶんの道

どうしても、大きな波に乗るのが苦手だ。

爆発的に流行っているものをすぐに手に取らなかったり、たくさんの人が行く方向に自分も歩いたり、そういったことに私は疎い。(タピオカを除く)

同じように感じる人はどれほどいるのだろう。

波に上手く乗れなくて「生きにくいなぁ」と思うことも多い。

盛り上がってゆく時代に置いて行かれるんじゃないかと心配になったこともある。

でも最近は、必ずしも波に乗る必要は無いし、何より大事にしなければならないことが分かってきた。色んな人の話や、本を読んで。

一番大事にしなければならないのは、自分が好きだと思うもの(こと)・本当にいいと思うもの(こと)を信じることだ。

誰かに何かを言われて揺らぐことなく、周りの人がいいと言うからではなく、自分自身が「これはいい」と思うから大切にする。

流行っているかどうかで判断しなくても、良さを感じて好きでいられるものが自分そのものをつくる。

自分だけの小道ができる。大きな流れに乗って、大きな道を歩くのに疲れてしまったら、小さな脇道を歩けばいい。その道は自分独特の雰囲気となるし、誰かから見たら個性に見える。

みんなの話の輪に入れない、どうしても大きな流れに乗るのが苦手でも、どうか自分のことを陰の存在としてマイナスに思わないでほしい。

大きな流れに乗れないのは、自分の中に大事にしていることが他にあるからだ。

流れや流行りに乗れない原因を見てみよう。

自分がいいと思うものを見つけたら、それを大事に大事に温め伝えていこうと思う。