見出し画像

自分の中の自然を取り戻す

自然であること・自然体でいること。

それができているとき、私たちは過去や未来や何かを恐れることなく、心から安心して今ある豊かさを活かして生きられる。

自分の中に自然を取り戻せているとき、自分に優しくなれるし、無理をせずとも人に優しくなれる。

最近そう思うようになりました。

そこで「"自然であること・自然体でいること"ってどういうこと?」って、思うかもしれません。

私の考えではありますが、"自然な自分でいる"とは、

自分の心や体を削って無理することを辞め、自分の感じたこと・思うことに誠実でいる、

ということを指すと思っています。

自分が自然体で生きられているかを確認するのは、とても簡単です。

次の2つを確認してみるといいと思います。

①日々どんな気持ちを強く感じて過ごしているか。
②今の自分の生き方や生活に違和感が無いか。

①について、もしも日々悲しい気持ち・怒りの気持ち・寂しい気持ち・無気力・退屈な気持ちなどマイナスの気持ちを強く持って生きているなら、

自分にとって自然でない生き方をしている可能性が高いです。

「どこか無理をして生きていませんか?」と自分に聞いてあげましょう。

そして、今無理をしていることを一つずつ、解放する方法を考えてみましょう。

逆にもし、感謝の気持ちやささやかな喜びの気持ち、安心感の気持ちのほうを強く持って日々過ごせているなら、

自分の中の自然にかえって生きられています。

②について、今の自分の生き方や生活に違和感があったり、疲れを感じていたりしたら、

自分にとってどこか不自然な生き方をしている可能性があると自覚するといいかもしれません。

完全にストレスフリーで生きることは難しくても、違和感を一つずつ取り除く工夫をしながら、軽やかに生きることは可能です。

自分の中にある自然にかえって生きようと思ったとき、参考にするとよいものがあります。

それは自然に生きる植物や動物です。

植物や動物はわざわざ無理して生きることは無いですよね(!)

彼らは豊かに生きてゆくのにふさわしい分の恵みを大地から受け取ります。

ただ与えられたものを喜んで受け取り、自然の一部として自分の役割を全うする。

とてもシンプルで賢明な生き方だと思いませんか?

できないことは、できなくていい。

しかし自分にできることで、自然の一部として、自分という命の役割があることに気づく。

我慢や無理をしないで自分にできることをして、与えられた恵みを素直に受け取り、最大限に生かす。

自分にとって自然な生き方をしていれば、自ずと良い循環が生まれ、何かが過不足することもない。

必要なときに、必要な分の恵みを与え・与えられて、生きてゆける。

そんな生き方やそんな世界には、なんの恐れや心配もないのです。

だから、できるだけ自分の中の自然にもどって生きる人が今日一日で一人だけでも増えればいいなと私は思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?