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+6回目+ 悪酔いや二日酔いにおすすめな、ごま油についてなのです。

スーパーにも売っていて、手に入れやすく、料理もグッとおいしくなるごま油は、とても身近な油のひとつですよね。中華とか、エスニックとか、アジア〜ンな料理に便利!

・ゴマの香りがする
・色が茶色い
・さらっとしている

といったイメージが一般的です。
この記事を書くにあたり、何人かに、「ごま油」ってどう思う?という、主語があまりにも大きすぎる質問を投げかけましたが、ほとんどの人が、上記のように答えてくれました。

でもでも
ごま油って、実はいろ〜んな種類があるんですよ。色が透明なもの、ゴマの香りがしないもの、黄金色のものなどなどetc。
しかも、特徴や効能も微妙に違ったりして、奥が深い。家にいろいろとそろえて、使いわけるのも楽しい。ゴマの香りがしないので、お菓子に使いやすい種類のもあったりします。

めくるめくごま油の世界にようこそ なわけなのです。

まず、ごま油に共通しているのは、「ゴマグリナン」という成分が含まれていること。ゴマリグナンにはセサミン、セサミノールをはじめとして主なもので6種類くらいに分けられています。

とりわけ、セサミンは、肝臓の活性酸素を取り除く効果が!
またアルコールが分解される途中でつくられる毒素・アセトアルデヒドの生成もおさえるので、ごまを食べると悪酔いや二日酔いを防ぐことが期待できちゃいます。

なので、わたくし、「今日はお酒を飲むぞ」なんて日には、ごま油を一口飲んでから、飲み会に参加することが多いです。ついでに胃に油のマクもはれるので、アルコールの吸収もおだやかになる気がします。

ちなみに、お酒を飲んで顔が赤くなる人は、アセトアルデヒドが発生しても、それを自分の体で分解する酵素が少ないという とくちょう があります。

アルコール自体が体質に合っていないので、できれば飲まない方がいいのですが、「どうしてもやめられないよ!」って時は、ゴマと一緒に飲むといいかもしれません。
よく、二日酔いにはコーラやブラックコーヒーと言いますが、カフェインの効果でシャキッとしてる気がしているだけです。
もし、お父さんやお母さんが、会社の飲み会で二日酔いになり、遊園地の約束をやぶられそうになったら、お口にごま油(もしくはゴマ)を注ぎこんであげましょう!

ごま油は、不飽和脂肪酸であるオレイン酸とリノール酸が主成分です。つまり、オメガ9とオメガ6をたくさん含んでいます。なので取りすぎや要注意ですが、トランス脂肪酸は含まないので、比較的安心な油といえます。

じゃあ、ごま油ならなんでもいいの?

というと、そういうわけでもなく!
選択のポイントは、その抽出方法です。
どんなごま油も、「低温圧搾」しているものを選ぶようにしましょう。安価で手に入れやすいがゆえに、化学溶剤で抽出されて販売されているものが多いのが現状です。パッケージに「低温圧搾」「コールドプレス(cold press→低温で押しつぶすという意味の英語)」と書かれているものを選んでくださいね。


さて、次回からは、ごま油の種類を細かく おはなし していきますね。

note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و