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じぶんにとって心地よい選択をする


夜風が心地いい気温になってきた。

ここ最近は「気分で動く」ということを意識している。
いや意識していいものだろうか。

このブログも急に思い立ってパソコンの前に座っている。
朝、アイスコーヒーを飲んでいたら、ブログを書きたいという衝動に駆られた。

以前の私は何事も義務感で「これやらなきゃ」、「これの次はあれやらなきゃ」と、誰にも頼まれてないのに、まるでそれが自分の義務のように。
仕事でも家事でもそう。誰かに背中を突っつかれているような日々を過ごしていた。
頭の中には次にやることが常に指令を出されている。

そうやって日頃から過ごしていたら、歩くスピードも人よりも自然と早くなっていた。生き急いでるねって周りの人にも言われたことがある。
当時のわたしは1分1秒たりとも時間を無駄にしたくない一心だったんだろう。
それでいいと思っていた。

だけどいま、わたしの凝り固まった考えはゆったりと過ごす時間の中で覆されつつある。
パートナーが仕事で朝、家を出たら、わたしだけの時間が始まる。
コーヒーをゆっくり入れてお湯が注がれる音や香りを楽しむ時間。
グラインダーの隙間から差し込む明るい光を確認したあと、洗濯物を回し、ぽかぽか陽気な空気に包まれながら、洗濯物を干す時間。

やりたいと思ったら、その時にやればいい。自分の意志に従い、心地よいと思える選択をする。それがじぶんの心を休ませてあげられる唯一の方法。(そうはいかないこともあるけど)

目の前のことに向き合い、感情に蓋をしない。
私はこれが欠けていたんだよな。常に先々のことが頭にあって、起きてもない未来を想像し、不安になって落ち込んだり、そのことしか考えられなくなって、目の前に起きていることに感動や楽しさを心から感じることができなかった。
自分と向き合う時間が長いわりに気づけなかった。
こうは言っているけれど、実際自分の中に落とし込めているのかは危うい…

1日ひとつでも気づきが発見できただけでもいい。
そうやって一歩ずつ、じぶんのペースで前に進めればいいのだ。

arisa




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