ありんこ書店

ずっと本のある世界を生きていきたい。書店、図書館みな等しく栄あれ!!https://t…

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ずっと本のある世界を生きていきたい。書店、図書館みな等しく栄あれ!!https://twitter.com/arinkobook

最近の記事

おすすめ本の選び方

今回のコロナ禍で色々な業種が休業を余儀なくされましたが、書店はどうだったのでしょうか。 自宅の直近の駅ビル書店は、ビル自体の休業に伴って休みとなっていましたが、職場付近の文教堂、紀伊国屋書店、ブックオフは短縮営業で粛々と営業を続けていて頼もしかったし、どの店も普通にお客さんがいて買い物を楽しんでいました。 普段から書店に足を運ぶ人は、変わりなく足を運ぶと思うのですが、このステイホームの影響で新たに読書人口が増えたのではないかと期待しています。 ずっと画面を見つめ続けるのって疲

    • 本屋大賞2020年 予想

      本屋大賞2020年度版の発表があと1か月ほどに迫って参りました。 僕が今のところ読んでいるのは5冊です。。 「線は僕を描く」「店長がバカすぎて」「熱源」「ノースライト」「むかしむかしあるところに、死体がありました。」「medium霊媒探偵城塚翡翠」 あと何冊かは読もうと思っていますが、しんどそうなやつは読まなくてもいいかなと思っています。 本屋大賞と言えば書店員さんの投票で決まるという、民主的かつプロが選ぶという事で信用度が高い賞となっております。 直木賞が完全に功労賞と化

      • 旅と本

        普段時間があると本を読んでいます。何ならエレベータに乗る時間、エスカレータに乗る時間も無駄にしたくありません。何もしていない時間というのは基本有りません。 そうすると必然的に旅にも読書が組み込まれるわけです。 読書旅は新幹線での移動を盛り込むのがベストではないでしょうか。うっかりバスでの旅行にしようものなら酔ってしまうので本なんて読んでいる暇はありません。なるべく寝て過ごして三半規管を正常に保つ必要が出てきます。 車の場合は快適なのですが、どうしても移動時間は本が読めません。

        • 「目的地としての書店」「お土産としての本」

          「目的地としての書店」「お土産としての本」これは荒唐無稽でしょうか? 地方には沢山の魅力的な書店があります。観光地以外にも頑張っている書店があるので、その書店を目的地として小旅行するのが最近のマイブームです。 旅行先で買う本には、その地方の思い出も乗り移っていますし、そもそもその場所だからこそ、その本を選んだ可能性もあるわけです。海辺だからその本だったのかもしれない、山間だったから、城下町だったからその本だったのかも・・・。 そう思うと、地方都市や、とある町で立ち寄った書店の

        おすすめ本の選び方

          これからの本の話 その2

          書店という存在に対してとても無頓着に生きてきたのは事実ですが、普通は商売自体が弱肉強食の世界なので、ノスタルジー以外で店の存続を願って買い物をするなんていうのは異常事態だと思います。 出版不況と言われる昨今、個人書店の苦境は察して余りあります。そしてこの出版不況が好景気に変わることはもうあり得ず、ジリ貧の状態で悪くなっていく事しか考えられません。そして出版はデジタルに移行されていき、置き去りになるのは書店となるのでしょう。 正直レコード屋さんという存在が、ここまで一気に無くな

          これからの本の話 その2

          これからの本の話 その1

          新刊書店でなるべく本を買うようにして、Amazon等にお金が流れないようにしています。Amazonに恨みがあるわけではありませんが、やはり買うのであれば存続して欲しい書店で買うのが真っ当だと思っています。 正直年間300冊以上読んでいると全部買うのはとても不可能。以前はブックオフに頼っていましたが、今は主に図書館と新刊書店がメインになっています。 月に¥5,000は本を買うと決めているので年間で¥60,000位だと思いますが、実際はそれ以上に買っています。 しかし、この「新刊

          これからの本の話 その1

          個人書店

          最近独立系書店を回りながら散歩するのがとても楽しいです。これまた「俺はちょっと普通の本好きとはちがうぜえ」というアピールの一環ではないのかという疑いがありますが、とにかく楽しいのだから仕方あるまいという開き直り中。 兎にも角にも他の本屋さんでは見かけない本が沢山あるのが事実であり、わくわくしてついつい長居をしてしまいます。 何処の本屋さんに行ってもラインナップが同じでつまらないという「書店金太郎飴」問題がありますが、そもそも出版されている本を全部読める訳でもあるまいし、どの面

          趣味はなんですか

          最近ではご趣味はなんですかと聞かれる事もとんと無くなりました。 これは僕だけの現象なのでしょうか?それとも世の中全体的な現象なのでしょうか? そういえば履歴書って趣味書くような欄が有ったような気がするけれど、確か読書と書いたような記憶が有ります。 興味がある人がいるとは思えませんが、私の趣味遍歴を思い出せるだけ振り返ってみましょう。 幼児期:車(ミニカー)、仮面ライダー 小学生:ガンダムプラモ、昆虫採集、釣り、漫画、ファミコン、料理 中学生:釣り、漫画、ファミコン、アニメ

          趣味はなんですか

          ありんこゆういち大賞 2018(2018/1/1~12/31)ノンフィクション部門

          ノンフィクション部門 1 殺人犯はそこにいる 清水潔 群馬栃木の県境で期間を置いて失踪した5人の幼児。警察司法で作られた冤罪と、野放しの真犯人。まるで小説のような話ですが全くの実話の上にまだ解決していないという言語道断の事件です。一記者が独自に切り込んだ調査報道の金字塔です。不謹慎ですがかっこよくて震えます。 https://www.amazon.co.jp/%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E7…/…/4101492220 2 謝るなら、いつでもおいで 川名壮志

          ありんこゆういち大賞 2018(2018/1/1~12/31)ノンフィクション部門

          ありんこゆういち大賞 2018(2018/1/1~12/31)小説部門

          ありんこゆういち大賞 2018(2018/1/1~12/31) 文芸部門 1 位 かがみの孤城 辻村深月 去年の話題をさらいまくった本で、各文学賞を総なめでした。7冠という栄誉の上にありんこゆういち大賞受賞で8冠になりました。おめでとうパチパチ。 中学生のどうしようもない不安と、ファンタジーがとてもうまく融合して感動的な本です。あまりにも激賞されている本なので、これを選ぶのは不本意だったのですが面白さ圧倒的でした。 https://www.amazon.co.jp/%E

          ありんこゆういち大賞 2018(2018/1/1~12/31)小説部門