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本屋大賞2020年 予想

本屋大賞2020年度版の発表があと1か月ほどに迫って参りました。
僕が今のところ読んでいるのは5冊です。。
「線は僕を描く」「店長がバカすぎて」「熱源」「ノースライト」「むかしむかしあるところに、死体がありました。」「medium霊媒探偵城塚翡翠」

あと何冊かは読もうと思っていますが、しんどそうなやつは読まなくてもいいかなと思っています。
本屋大賞と言えば書店員さんの投票で決まるという、民主的かつプロが選ぶという事で信用度が高い賞となっております。
直木賞が完全に功労賞と化した今、面白い本を外れなく読みたいのであればとても頼もしい賞です。
全部読んでいないので心苦しいのですが、読んだ印象及びイメージで順位を予想していきたいと思います。


10位
「むかしむかしあるところに、死体がありました」
うむー。これが最下位は僕の中で決定事項だなー。色物色が強いという事もありますが、そもそもこれよりいい本沢山あったでしょと物申したくなりました。
バリエーションという点では面白い選択肢ではあります。本がつまらない訳ではないですよ。結構面白いのですが・・・。

9位
「店長がバカすぎて」
これも物申したいです。早見一真さん自体はとても器用な作家さんで、いつか大名作を物にすると思っていますが、これでノミネートは無いだろうと思ってしまいました。
非常に愉快で面白い本だったのですが、正直彼の器用さが裏目に出ている軽薄な本だと感じました。書店員目線という所でシンパシー票が相当入ったのではないかなと感じました。
どうせなら去年出た名作「ザ・ロイヤルファミリー」でノミネートさせてあげたかった。
まあ投票なんでどうしようもないのですが。

8位
「熱源」
この中であれば僕の中では圧倒的な王者なのですが、直木賞を取っているという事と、かなりガチガチの社会派歴史小説なので、本屋大賞というキャラクター上、意外と得票が伸びないんじゃないかなと予想します。

7位
「夏物語」
今までも純文学系の人ノミネートされていますが、エンタメ系に比べるとどうしても得票が伸び悩む印象が有ります。人気者なのですが、そこそこ得票を集めるというレベルで終わってしまうような予感がします。

6位
「流浪の月」
読んでいないのでなんとも言えないのですが、アマゾンの評価の件数をみると結構善戦しそうな感じがします。本屋大賞は固定ファンが付いている人が強いというイメージが有るので、好きだなと思っても1位に押す人が少ないのではないかと思います。これくらいかな。

5位
「medium霊媒探偵城塚翡翠」
この印象的な表紙と、お前はきっとだまされるぞーと煽ってくる帯に大分ハードル上げて読みましたが非常に面白い本だと思いました。
ミステリー得意ではない僕でもぐいっと顔を向けさせるパワーがある本でした。
しかし本格ミステリー系より、感動系とか日常系の方が強そうなんだよなー本屋大賞って。

4位
「ノースライト」
大巨匠横山秀夫が満を持して上梓した作品なので、是非本屋大賞取って頂きたいのですが、数々の名作を物にしてきた中で、この本が彼のディスコグラフティーの中でどれくらいの位置なのかなと思うと、いい所中盤位なのではないかなと思います。
皆がクライマーズハイや64などの巨大な名作群の記憶を失っているとは思えないので、どうしてもこれがベストであると押せない気持ちになると読みました。名手の苦しみ。

3位
「ライオンのおやつ」
小川糸さんの本は女性票が特に集まりそうです。とても優しい作風なので否定的なイメージを持たれることが無いのでまんべんなく票が集まるのではないかと予想します。
今回はテーマが重めなので、ふわふわしている為に避けていた硬派層にもアピールするんじゃなかろうか。読んでないけど。

2位
「ムゲンのi」
ずっと出場に意義があるような状態で、大強豪に阻まれかなり苦労してきたイメージが有ります。
今回に関しては圧倒的な競合がいない中でかなり団子になるレース展開が予想されます。
これは知念さんにとっては相当有利な展開なのではないかと思います。特に辻村深月さんがノミネートされていないのが大きい。
しかも過去最高の評価ではないかと思うくらいに露出が有るので、相当期待できると思っています。
読んでいないけど。

1位
「線は僕を描く」
既にブランチ大賞を取っていますが、去年は世の中的にもこの本相当露出が多かったと思います。
ブランチと本屋大賞は親和性が高いので、両方取るパターンはかなり考えられると思います。
実際にとても良い本だったし、さらりと読めて話も把握しやすく感動的。表紙もとてもきれいでビジュアル的にも強い。予想としてはかなりつまらないものになるのですが、今回はこれの一強になるのではないかと思っています。


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ずっと本のある世界を生きていきたい。書店、図書館みな等しく栄あれ!!https://twitter.com/arinkobook
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