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[Case 6]生まれも育ちも違う人たちが1つのことに対して議論を進めていることが楽しいです NUS MSBA(Masters of Science in Business Analytics)、データサイエンティスト Taka

プロフィール:筑波大学で学士(物理学)・修士(コンピュータサイエンス)を取得後、日本で米系IT企業にてエンジニアとして勤務。2016年にNUS(National University of Singapore)のデータサイエンス修士プログラムであるMSBA(Masters of Science in Business Analytics)へ留学。NUSで修士取得後にシンガポールにてデータサイエンティストとして就職。現在は、東南アジアで配車サービスやフードデリバリーのアプリを開発している企業にてデータサイエンティストとして勤務。

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[Case 6]生まれも育ちも違う人たちが1つのことに対して議論を進めていることが楽しいです NUS MSBA(Masters of Science in Business Analytics)、データサイエンティスト Taka 

キャリアについて教えてください

 日本の大学院修士課程を修了後、外資系大手IT企業で8年ほどシステムエンジニアとして勤め、自社ハードウェア製品のプリセールスエンジニアやプロジェクトマネージャーとして、顧客企業へのシステム導入やシステム刷新プロジェクトに携わりました。その後、会社を休職してシンガポールのNUS(National University of Singapore)のデータサイエンス修士プログラム(=MSBA, Masters of Science in Business Analytics)へ留学しました。
 シンガポールでは、インターンシップから正社員登用されることがよくあります。私も在学中にフランス系保険会社でデータサイエンティストのインターンシップを6ヶ月間経験しました。私が応募したインターンシップは正社員の就職活動と同様に、CVを送り、面接をしてオファーを貰わなければなりませんでした。面接では今までの業務経験や機械学習に関する技術的な質問があり、その後に課されたプログラミングの課題を提出した後、会社からオファーをいただきました。
 インターンシップの業務を通じて、データサイエンス修士課程で学んでいることがどのようにビジネス活用されるのかを身をもって学ぶことができました。元々日本で学生だった頃から、数理科学や情報科学が好きでそれらを活かす仕事をしたいとずっと思っていたため、このインターンシップを通してデータ分析やプログラミングといった技術的な業務に集中できる環境を経験できたことは幸いでした。また、他に日本人が一切いない職場はチャレンジングでしたが、インターン生ということもあり社員の方が辛抱強くコミュニケーションに付き合ってくれたこともありがたかったです。
 そのままシンガポールで経験を積むため休職していた日本の会社を退職して、インターンシップ先の会社から正社員としてオファーをもらえることを期待していました。しかし、インターンシップ終了直前の時期にその企業がリストラと組織体制見直しをした影響を受け、残念ながらオファーが出なかったため改めて就職活動することにしました。

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