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今朝は早くに目が覚めた。

娘が昨夜、「一番仲の良かった友人Aさんの態度が変わった」と言った言葉がどこかに引っかかっていたのかもしれない。


Aさんは、幼い頃から母親から可愛くないと言われて育ち、理不尽なことでご飯を作ってもらえなかったりするという話は、以前から聞いていた。

でも、「本当は凄く可愛いし、良い子なんだよ」と娘は信頼を寄せていた。


自己肯定感の極端に低いAさんは、自己肯定感の高い娘につられて物事をポジティブに考えられるようになった、と、先日良い所を書いてくれたばかりだった。


きっかけは、娘・Aさん・Bさん、いつもの3人組で下校途中、Bさんから、仲良しの友人Cさんが窮地に立たされている話を聞いたこと。

翌日、廊下でCさんと会った娘は、悲しそうなCさんの目を見て、一度は行きかけたものの、思わず戻って抱きしめたという。

その時、誰から聞いたのかという話になったらしい。口止めされていなかったので周知のことと思っていた娘は、その時初めて一部の人しか知らないことを知ったのだった。

翌日、BさんとCさんは話し合って和解。
(Cさんは根に持つ子ではないし、その後、窮地も脱することができたと聞いて、娘も私も喜んだ)

娘はBさんにひたすら謝ったらしい。

口止めされず、言ってはいけない認識が無かったことは伝えたの?と私が問うと、ハッとした顔で、

「あー、そう言えば良かった!」と。

ただ、おそらくそれは問題ではないという。

Bさんも、今回のことは私も悪かったから、と。

が、問題は、AさんとBさんで、娘の気に入らないところがあると言い出したことだった。

Aさんの家庭環境については先に書いたが、実はBさんもほぼ同じ境遇。

家では理不尽な親に物凄く気を遣いながら生活しているのだった。

AさんとBさんは、そういう意味でも仲が良く、親同士も保護者には常に一緒に来ている。

とはいえ、仲が良さそうだが、AさんがBさんの不満を娘に言い、BさんがAさんの不満を娘に言うこともあり、そんな時娘は、両者の話を聞くだけで自分の胸に留めてきた。

何も娘だけを正当化しようというつもりはありません。

中3から高3までの4年間、Aさんと同じクラスだったという偶然も、今思えば良くなかったのかもしれません。

美輪明宏さんは、人間関係は腹六分が良いと言っておられます。

欠点のない人はいない。
誰しも欠点がある上で、もし長所や本質を疎ましく思われたならばお付き合いは難しいと思う。

例えば、闇は太陽が嫌い。
もし、闇同士が手を取り合うなら、太陽は闇になる努力をするのではなく、太陽のままでいるしかない。


その後2週間が経つが、Aさんは最近、他の仲間がみんな「おはよう」と言ってくれる中、Aさんひとりは言わないのだとか。
露骨になってきているらしい。

娘は、本心は辛いし、悲しいのだろうけれど、普通に接していると言う。

Aさんが以前から、大学に入ったら一緒にいないと言うのだ、という話は聞いていた。
娘と男を取り合ったら負けるから、と。

私は『何だかなあ…』と思いながら聞いていたが。


娘はその辺が割合疎い。
また別のDさんの本性を見抜けず、周囲から、
「えー、知らなかったの?たぶん気付かなかったの〇〇(娘)だけだよ。みんなとっくに知ってたよ」と言われた等々。

欠点といえばそう。
一方で、人の良い所を見る、悪い所があまり見えない、というのは悪いことではない。(但し、騙されたり、利用されたりには注意が必要だが)


家庭環境の違いはあっても、子ども自身は良い子のはず。

差別は決してすべきではない。

ただ一方で、難しい側面があるのも否めないのかもしれないと思うと悲しい。


また別の友人に、クラスのリーダー的存在Eさんがいる。心が綺麗なんだと娘は大好きだ。遊びに行くと楽しそうに、「家族がとても仲が良いんだよ、本当に良い子で大好き」と話していた。

我が家は今別居して母と暮らしている形だが、娘は両親から愛されて育ち(今も愛されていると実感している)、母には何でも言える環境だ。
似ているのかもしれない。


今回は、良い勉強をさせてもらっているのだと思う。

卒業前に辛いだろうけれど。


人生最大の悩みは人間関係の悩みとよく言われるが、本当にそうかもしれない。


自分のこともそうだろうが、親は子のこととなると、何倍にも心が痛むもの。


思えば、何度もそうやって奮闘してきたな…


だから今、子育て真っ最中で、懸命に向き合っているお母さん・お父さんたちに共感し、応援したくなるのだと思う。


今回は小さなことかもしれないが、小さなことでも引っかかる。

大きなことだと、もっともっと苦しい。


と、今振り返ると、結構なるシンドイ道だったなあ…と(笑)

いや、まだ続くのか?


何も無ければ感謝。

何があっても勉強、と感謝する。


そういうことが、今は漸くわかったから、まだ幾分楽になったけれど。


無知だった頃は、結構、シンドかったな…


次女は今回初めてで、思えば感謝だ。

ありがとう。


親子でちょっと辛いけど、学ばせてもらっていると感謝して過ごすしかないのかな。

いや、感謝して生活することが大切なんだろうな。


そんな朝日記で始まった一日でした。



日曜日。
お休みの方も多くいらっしゃる日に、朝から楽しくない話題で申し訳ないです。


東京は青空に変わりました。
皆さまのお住まいの上空はいかがでしょうか?


皆さまにとって良い一日でありますように(*^▽^*)


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