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夜溶けて消えるのにね 歌詞

作詞作曲 arica

夜に溶ける そっと
柔く 滲む
弾けて消えてしまうのに

触れたすべて 馴染ませようと
音を立てずに 通す
これでも 似合わないなら
もう全部 なくなってもいいよ

向きのない 目前の指先
応えるのが セオリーだとか
遠く目に映るもの
あなたは知らなくていいよ

自ら流れるものに 
意思はないのか

夜に溶ける そっと
柔く 滲む
やまぬ泡にのって 
ふわり ふらいはい
弾けて消えてしまうのに

すぐに解ける 温度
色のさす 使い捨てステッキ 
くるり おまじない
明日が見えた頃にはもう、ね

形あるもの並べたって
欲しいものは何もない
溢れそうな手札の隙間
のぞくのも案外いいかも

おわりを臨んでしまうのは
きっと誰もが

夜に溶ける ずっと
続いてく 
失くしたものを撫でた
自分じゃ 見合わない手を嫌う

すぐに解ける きっと
色のさす 使い捨てステッキ 
くるり おまじない
明日が見えた頃にはもう いないのね

そのままで そのままでいいよ

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