期限迫るUAP報告書。オバマ、トランプ、バイデン3氏のコメントは
まず、最近時間が無くてnoteにはアップ出来ていなかったが、今月16日、米CBSテレビのニュース番組「60ミニッツ」で、UFO/UAPに関するインタビュー特集が放送された。
出演は、元ペンタゴンのAATIP(先進航空宇宙脅威識別計画)メンバーで、2017年にUAP動画をリークしたTTSAチームの、ルイス・エリゾンド氏とクリストファー・メロン元国防副次官補、および戦闘機からUAP、いわゆる Tic Tac UFO を目撃した元パイロット達、そして昨年ペンタゴンにUAP報告書の提出を要請した上院情報委員会委員長のマルコ・ルビオ議員(AATIPを立ち上げた、ハリー・リード元議員の後継者とされる)ら、キーパーソンが揃った。
内容は、元パイロットの顔出しカミングアウト以外は(それだけでも以前は考えられなかった)、これまで各所で報じられてきたものだったが、3大ネットワークテレビの継続50年を超える看板ニュース番組での放送だけに、この問題に対するアメリカでの盛り上がりは一気に沸騰したと言えよう。
それに対し日本では、ヤフー・ニュース等にちらっと載っただけで、海外との温度差は実に甚だしい。(いい加減、おかしいと思おうよ(^^;)
ムーやTOCANAでさえ、やや控えめな気がするのだが…
それはともかく、さらに、60ミニッツと同日のCBS深夜番組 "The Late Late Show with James Corden" には、オバマ元大統領がリモート出演。
>まあ、エイリアンに関しては、放送では言えない事もあります。
>でも実際のところ私が就任した時に、エイリアンの標本や宇宙船を保管している研究室がどこかにあるのか、と尋ねたんです。
>少し調査されたが、答えはノーでした。
>しかし、空に浮かぶ物体の映像や記録があり、それが何であるか正確には分らず、どのように移動したのか、どのような軌跡を描いたのか説明できないというのは事実です。
>簡単に説明できるようなパターンではありませんでした。
>だからこそ今でも真剣に調査し、それが何であるかを解明しようとしているのだと思います。
>しかし、今日は皆さんに報告することは何もありません。
などと答えた。
オバマ氏といえば大統領退任間近に、「侵略生物の脅威に対する国家保全」という大統領令を出して、地球外生命体を含めた話ではと、UFO研究界で物議を醸した事もあった。
(今にして思えば、ウィルスの事だったとも考えられるが。)
さて次にトランプ前大統領だが、FOX NATIONのラジオ番組「The Dan Bongino Show」中のインタビューで、ついに沈黙を破ったかに思えたが、
>私は目に見えるものを信じます。
>しかし、世の中にはそれに夢中になっている人がたくさんいます。
>私は「本当ですか?」と、とてもよく聞かれます。
>私はそんなに信者ではありません。
>でも、そういう人もいる。
>たからその人達の夢や恐れを傷つけたくありません。
>夢というより恐怖(が大きいの?)かもしれません。
と短く答えただけだった。
最後の部分、"It could be fears more than dreams."は、ちょっとニュアンスがよく分からないが、これらの言葉は本心なのか(多分違うと思う)、再び大統領に返り咲く可能性を考えて言葉を選んでいるのか、判断しかねるところだ。
では、バイデンさんはどう言っているのかというと、
今それどこじゃないんだよ、みたいな反応で、そりゃそうかもね(^^;
(しかしこの「オバマに聞くよ」というのは、今でも親分と認めているのかも。)
TOCANA記事は盛りすぎだが(笑)、これにはフォローの必要を感じたのか、サキ報道官が、ホワイトハウスはこの問題を真剣に受け止めていますと。
実は、カマラ・ハリス副大統領が、去年の選挙前は、マルコ・ルビオ議員と同じく上院情報委員会のメンバーで、UAP報告書の提出要求に賛成していた点は、覚えておいた方がいいだろう。
議会への報告書提出期限は、よく言われる来月1日でなくて25日ではないかと思うが、これは法的には義務ではないようなので、サキ氏が言うようにペンタゴン次第。
いきなり明確な答えが出てくる可能性は低いとの意見が多いものの、分かりませんでした以上、では誰も納得しないのは確かだ。
実際、ハリー・リード元上院議員は、「エリア51を訪れた時に私が見た物は私を魅了したが、その多くは機密のままでなければならない。」と、ニューヨーク・タイムズで述べている。
しかし、仮にアメリカ国内で極秘開発した兵器だなどと認めた場合、懸念されるのはロシアや中国の反応で、「それならうちにもあるよ」とすぐに認めたりはしないだろう、笑
下は、2009年の記事。ロシアでも海中に潜るUFO出現は多発していた。
もし本当にアメリカだけが持っている場合、原爆を初めて開発したときのような世界情勢になってしまうわけで、一気に緊張が高まらないとも限らない。
ただでさえ、"色々と"問題の多いバイデン政権が、そんな危機に対応できるのだろうか。
(しかし最近は、特に中国とは対立を望んでいるようなので分からないが。)
UAP報告書を読んだバイデンさんが(ファティマ第三の予言を読んだ昔のローマ教皇のように)、卒倒してしまわないか非常に心配だ(^^;
以上、私の記事を初めて読まれた方は、マガジンの過去記事も参照してください。
気に入っていただけましたら、サポートのほうもよろしくお願いいたします。
UFOと宇宙問題について長年学んでまいりました。出来るだけ多くのかたにお知らせしたいと思っておりますので、ご協力いただければ幸いです。