頭が良くなりたい人へ (東大思考 要約)
こんにちは。スーです。
今回は東大思考という本を読んだので、その要約をしていきたいと思います。
概要
この本の著者は元々東大を目指していましたが、2浪してしまい実際に東大に受かるにはどうすれば良いのかを実際の東大に合格した人に頭を下げて方法を聞き出し、それをわかりやすく伝えてくれる本となっております。
実際に本編に入っていきたいと思います。
本の構成
本編はPART1とPART2の二部構成になっており、PART1の部分で知識をPART2の部分で実践問題が出てきているといった形式になっております。
PART1は全部で6章構成になっています。
Chapter0 「東大生の頭の良さ」は日常生活で作られている
Chapter1 原因思考で「たくさんのことを一度に記憶」できる=記憶力
Chapter2 上流思考で「難しいことを超わかりやすく要約」できる=要約力
Chapter3 目的思考で「どんな人にも必ず伝わる説明」ができる=説明力
Chapter4 裏側思考で「普通は思いつかないひらめき」が湧く=発想力
Chapter5 本質思考で「どんな問題もすらすら解決」できる=問題解決力
今回はPART1の中のChapter0とChapter1を解説していこうと思います。
Chapter0
まずChapter0を解説していきます。
この章では、東大生がどうして頭が良いのかの理由が述べられています。
結論から述べると東大生が頭の良い理由は「日常の解像度が高い」からです。
どういうことかというと、普段の生活、身の回りの全てのことから学んでいるということです。
身の回りの全てのことから学んでいくためには常にアンテナを張っていなければいけません。
では、
どうしてそんな身の回りのこと全てから学んでいけるのか?
どうやって考えればよいのか?
どういう思考回路でいろんな学びにしていけば良いのか?
という思考方法をこの本のChapter1~5で解説しています。
今回はその中でも大切だと思ったChapter1についてを解説していこうと思います。
Chapter1
Chapter1では記憶力に関して述べられています。
皆さんの周りの人を見ても「なんでそんなことまで覚えてるの?」というくらい記憶力の良い人がいると思います。
そういった人がなんで記憶力が良いのかというと、ただ単に単語を覚えようとはせずにその単語の意味を理解しようとするので、記憶に残りやすいのです。さらにその単語の見方を変えて覚えるのです。
どういうことかというと、例えば「unite」という英単語。
単純な意味は「結合する」といった意味です。これを皆さんなら発音したり、紙に書いたりして覚えると思います。
しかし、記憶力の良い人は物事の見方を変えて覚えようとするので、この「unite」という単語の「uni」という部分に注目します。
この「uni」という部分に注目して、他にも「uni」と入っている単語はたくさんあるなと、そこで「uniform」や「unit」などの単語を連想します。
この「unite」「uniform」「unit」の3つの単語の意味の共通点として「一つになる」ということが関連しているなとわかります。
「unite」=結合する
「uniform」=一つの服に統一したもの
「unit」=二つのものを一つにする
ということは「uni」とでてきたら「一つにする」という意味だということを覚えておくだけで一気に3つの単語を覚えられます。
このように記憶力の良い人は一生懸命一つの単語だけを覚えようとせずその物事の見方を変えて記憶する対象を咀嚼し、覚えやすいものへと変換すること。そして覚える対象を関連付けて、覚える対象を少なくすることで効率的に記憶することができるのです。
確かにこのような考え方ができるようになれば頭がよくなりそうですよね?
では、実際にどうやって考えればよいのか?というところを5つのステップで解説していこうと思います。
ノウハウ編
ステップ0:覚えたい物事を探す
ステップ1:覚えたい物事の特徴的な数字や言葉の意味を探す
ステップ2:その特徴的な数字や言葉の意味を使って、「なぜ?」を考える
ステップ3:その数字や言葉の意味の背景を調べる
ステップ4:「なぜ?」に対する答えを考える
この5つのステップで考えてみてください。
そうすれば効率よく覚えれると思います。
まとめ
このように東大生が「どのように考えているのか?」また「こう考えているから頭がいいのか!」ということを知れる本となっていますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました