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【自己啓発】高度情報技術者試験(国家試験)合格を目指します!

同じ職場で働く同期や他者と差別化を図るためには、個人の能力を磨き続けることが重要です。そこで、次なる目標として、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が行なっている高度情報技術者試験を受験することにしました。この高度情報技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が情報 処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。本記事では、受験勉強開始にあたっての勉強計画をまとめます。

1. 受験のきっかけ

私が所属する会社の人事制度が変更となり、評価基準が大きく変更となったことがきっかけです。自身の専門性を一定の基準で示すためには、通常業務で成果を出すことに加えて、国が公認として定めているような資格を取得することも手段の1つとなります。実際に、会社が規定する資格を取得することで、奨励金をもらえたり評価につながったりします。
また、社会人6年目となり、社内では中堅社員として仕事を任されるようになりました。求められる成果も入社当時と比べると高い水準を求められるようになったことをきっかけにして、自分なりに自身の強みや弱みを把握し、私は強みを伸ばす目標設定を実施しています。大学時代、情報系の基礎科目を受講し、基本的なプログラミングや数学(代数/幾何/確率/統計)などを学んできた為、これまでに、第一級陸上無線技術士(一陸技)などの国家資格を取得してきました。そんな中で、日々業務において、より実践的かつ汎用的スキルを身につけ業務に活かしたいと感じるようになりました。

2. 高度情報技術者試験

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が定める試験には大別して4つのレベルが存在します。STEP1は学生時代に取得済みで、段階的にはSTEP2から受けるべきですが、中長期的な勉強計画を立てて、今回はSTEP4の高度情報技術者試験を受けることとしました。

▶︎STEP1:ITパスポート
→情報技術に関する基礎的な知識を持ち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者

▶︎STEP2:基本情報技術者試験
→高度IT人材となるために必要な基本的な知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身につけた者

▶︎STEP3:応用情報技術者試験
→高度IT人材となるために必要な応用的な知識・技能を持ち、高度IT人材としての方向性を確立した者

▶︎STEP4:高度情報技術者試験
→高度IT人材として確立した専門分野を持つ者

図:試験区分一覧

3. 資格受験までの計画

今回の受験ターゲットは、2023年秋期試験の高度情報技術者試験データベーススペシャリスト:以下「DB」)です。DBとした理由は、業務でビックデータを扱う機会があり、その際にSQL等のDB関連のプログラミングスキルを必須とする為です。DBでは、ビッグデータ時代に求められるデータ志向の担い手を目指す方が受ける試験となっています。企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシス テムを構築して、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベー ス管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。

DBの合格率は約15%程度であり、数値が難易度を物語っています。また、DB試験を校正する受験科目も4科目と出題範囲も膨大なことから一定以上の学習時間&試験対策が必要となります。以降で学習時間の目安と学習内容をまとめます。

図:高度情報技術者試験の出題形式

3-1. 午前I試験(高度共通試験:10~12月+α)

応用情報技術者試験の午前試験と共通の出題範囲となっています。高度情報技術者試験で受験資格が設けられていない代わりに、応用情報で求められる知識・技能が身に付いているかどうかが試されます。過去の出題傾向を見極めつつ、得点すべき問題を狙い撃ちする戦法で学習を進めていきます。出題範囲が広い為、苦手とする分野や分からない問題は過去問を覚えるつもりで学習を進めていきます。学習のための教材としては以下の3つを採用します。(学習を進めていく中で他に役に立つ教材がありましたら適宜、追加・修正を加えていきます)

(1)動画教材:まさるの勉強部屋
→出題範囲の概要と苦手分野の把握に活用します。1本あたりの動画時間も7~8分程度で短く、解説も端的で分かりやすいのでおすすめです。

(2)テキスト教材:情報処理教科書 高度試験午前I・II 2023年版
→こちらのテキストは、次期試験に再出題される可能性の高い問題が厳選されているので、効率良く過去問の演習をすることができます。また、読者特典としてWebアプリが用意されており、書籍内で学んだ500問を何度でも解くことができるので、復習として使う等して学習効果をさらに高めることができる点もおすすめです。

(3)Web教材:応用情報技術者過去問道場
→過去問の学習履歴を管理できる他、見直しの際に範囲を絞った学習ができる機能がついているためおすすめです。

3-2. 午後II試験(高度専門試験:1~2月+α)

午後IIの問題は選択した専門科目(DB)に関する四肢択一問題となります。こちらも午前Iと共通のテキスト教材(情報処理教科書 高度試験午前I・II 2023年版)を採用し、過去の出題傾向を見極めつつ、得点すべき問題を狙い撃ちする戦法で学習を進めていきます。また、以下Web教材も併用しつつ学習を進めていきます。

(1)Web教材:データベーススペシャリスト過去問道場
→過去問の学習履歴を管理できる他、見直しの際に範囲を絞った学習ができる機能がついているためおすすめです。

3-3. 午後I・II試験(3~6月+α)

以下のテキスト教材を使用して頻出問題を中心に学習していく予定です。例年だと毎年3月ごろに最新版が出版されますので、それが発売され次第、学習に取り掛かっていく予定です。(以下のリンクは今期版のテキストです)
こちらの学習計画については、テキストを購入し次第、別記事にまとめたいと考えています。

4. さいごに

最後までご覧いただきありがとうございました。本記事では高度情報技術者試験(データベーススペシャリスト)の受験勉強開始にあたっての勉強計画をまとめました。私自身、上記計画にて午前Ⅰの勉強を取組始めたばかりで、2023年秋期試験にて受験予定です。勉強を進めていく過程で気づいた事などがあれば、別記事にてまとめていきたいと考えてます。また、ご指摘を受けたことがあれば適宜修正をしていきます。本内容を参考に対策の一助としていただけますと幸いです。

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