宇宙船に乗って
僕らは宇宙の果てを旅した
銀に輝く砂浜
深い紅色の湖
金色の子鹿
宇宙船まで届いた
かすかな音楽
それは母の歌声
父の咆哮
命の叫び
子供が産声を上げた
煌きら光る声
輝く水平線の向こう、山の端に
明るい光が差し込む
今日もまた恒星がこの星に誕生する
そんな美しい星に生まれたいと願った
生きてみたいと思った
辛いことがあっても
星を見て涙を飲み込もうと思った
怒りにまみれても
大地をふわりと撫で愛そうと決めた
ここであなたに会うことを決めた
あなたと一緒に
この美しい地球をますます輝かすことを決めた
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