archiroid|アーキロイド

株式会社アーキロイドです。 建築設計やそれに関係するプログラム開発の会社です。 ( h…

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株式会社アーキロイドです。 建築設計やそれに関係するプログラム開発の会社です。 ( https://archiroid.com/ ) 設計事務所として「福井典子の家」という住宅を始めました。 ( https://fukuinoriko.archiroid.com/ )

マガジン

  • 家づくりレポート

    アーキロイドの家づくりをレポートしていきます。

  • 福井のお散歩日記🐕...

    お散歩や旅、寄り道の記録○ 素敵な場所などをお勧めできれば...と。 おでかけ先の一案にして頂ければ嬉しいです!

  • 西宮の家_家づくりレポート

    築45年ほどの戸建て住宅。あと数十年暮らそうと思うと「まずは『冬は暖かく、夏は涼しい家』にしておいた方が絶対に快適に暮らせる」という見えないデザインの話から始まったリノベーション。

  • 福井典子インタビュー

    アーキロイドに加入した建築家、福井典子氏へのインタビューを通して、「福井典子の家」を考える。

  • 今週、社内で話題になった事例(コンワダさん)

    株式会社アーキロイドの社内で話題になった事例(ニュース、リリース、書籍、動画、論文などなど)のうち、いくつかをご紹介します。元記事の配信時期は必ずしも今週とは限りません。数ヶ月前、数年前のものもあるかもしれません。 社外にこれを発信することで、 ①アーキロイドメンバーが日々どのようなことに目を向けているのか、を知ってもらいたい。 ②せっかく読んでもらえるなら有益な情報をお届けするために、自分たちの情報感度をもっと高めていきたい。 という目論見があります。 メンバーも大半が30代に差し掛かってきたので、備忘録という意味合いが一番強いかも。ご笑覧ください。

最近の記事

  • 固定された記事

設計事務所から独立後すぐに就職した理由 (アーキロイド新メンバーにインタビュー前編)

 2023年2月、アーキロイドに社員として加入した建築家・福井典子氏。彼女へのインタビューを通して、アーキロイドの現在地とこれからの展望を紐解いていく。 新しく仲間が増えました――当社に新しいメンバーが増えました。建築家の福井典子さんです。昨年より外部のパートナーとして住宅設計に関するアドバイスをもらったりしていて、今年の2月に正式に社員として参加してもらいました。改めてよろしくお願いします。 福井典子(以下:福井)「お願いします!」 ――まず簡単にご経歴を教えていただ

    • VRを使った住宅設計打合せ記録-4

      こんにちは!アーキロイドの福井です。 取り組んでいることのお話の続きです。1.から読んで頂けるといいかも! 1. もっと面白い家作り...! の下ごしらえ中 2. VRを使った住宅設計打合せ記録-1 3. VRを使った住宅設計打合せ記録-2 (気づき①〜③) 4. VRを使った住宅設計打合せ記録-3(気づき④〜⑥) 気づきメモが予想外に長くなってしまったので、ひとまず最後にしようかと。 気づき⑦ みんなが行ったことのある場所になる どこかに行った帰り道、感想を言い合う。

      • VRを使った住宅設計打合せ記録-3

        こんにちは!アーキロイドの福井です。 取り組んでいることのお話の続きです。1.から読んで頂けるといいかも! 1. もっと面白い家作り...! の下ごしらえ中 2. VRを使った住宅設計打合せ記録-1 (プレゼンの仕方) 3. VRを使った住宅設計打合せ記録-2 (打合せてみての気づき①〜③) 前回は、建築用語を分からなくたってモノで会話できたり、プレゼン案から住宅内覧会みたいだったり、現実の寸法のまま体験できる面白さをを書いた。 そりゃあバーチャルリアリティなんだから、そう

        • VRを使った住宅設計打合せ記録-2

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 取り組んでいることのお話の続きです。1.から読んで頂けるといいかも! 1. もっと面白い家作り...! の下ごしらえ中 2. VRを使った住宅設計打合せ記録-1 前回は、クライアントがVRゴーグルを装着して、VRの世界に建築済みの提案したい住宅設計の玄関前に降りたったところまでだった。 クライアント1人がVRの世界にいる。 私たち現実世界組は、そのクライアントの見ているものをモニターで共有する。 具体的な設計打合せの様子に話を進める

        • 固定された記事

        設計事務所から独立後すぐに就職した理由 (アーキロイド新メンバーにインタビュー前編)

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          4本
        • 今週、社内で話題になった事例(コンワダさん)
          85本
        • 建築奇譚集 バベルの住宅
          20本

        記事

          白金台散歩 〜 港区立郷土歴史館 〜

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 私は、「ここ、おすすめ〜!」のお喋りが大好物なのですが、先日Hさんに教えてもらった『港区立郷土歴史館』へ行ってきました。 港区指定有形文化財「旧公衆衛生院」(1938年竣工)。関東大震災後の復興の一環として、日本の公衆衛生の向上のため厚生省所管の施設として建設された。 設計者は内田祥三(ヨシカズ)。東京大学の安田講堂をはじめ東大の建物を設計した人。 2階のメインエントランスは、白黒の床に薄紅色の壁面、天井の漆喰レリーフでとても荘厳で

          白金台散歩 〜 港区立郷土歴史館 〜

          馬喰町散歩 〜 minä perhonen elävä Ⅱ 〜

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 フィンランドのMilla Vaahtera(ミラ・ヴァーテラ)のモビールが大好きで、(いつか我が家に向かえるぞ…!と熱い思いとともに)目に焼き付けにminä perhonen(ミナペルホネン)のelävä Ⅱ(エラヴァⅡ)へ。はぁ、目が幸せ。 elävä Ⅱは、世代を超えて永く愛されている家具やテーブルウェアやオブジェを暮らしの中に取り入れる方法や、付き合い方を提案をしてくれている場所です。 古いビルをリノベーションしている店舗。

          馬喰町散歩 〜 minä perhonen elävä Ⅱ 〜

          VRを使った住宅設計打合せ記録-1

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 昨日に引き続き、最近のアーキロイドの取り組みを。 2023年の夏、クライアントとアーキロイドで顔合わせと敷地の確認。 (近隣や敷地のスキャンをして、VRの世界に建築予定の敷地を作っていく。 皆が試行錯誤し、とっても複雑なことをしているのを横目に私は設計。そして、提案する住宅を3Dに立ち上げて…この辺の大変さを伝えたいわけじゃないので割愛。絶賛進化中です〜!) 2023年11月13日(月)いよいよプレゼンテーション! まず、建築予定の

          VRを使った住宅設計打合せ記録-1

          面白い家づくりの方法...! の下ごしらえ中

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 たまには、取り組んでいることのお話を少しずつしようかと思うのですが、 模索中(これからもずっと?)なので、今のところの記録です。 それは「クライアントとの家づくりをもっと面白くする方法」の下ごしらえ。 (下記、ブツブツ呟いてたらすごく長くなっちゃった…) 今まで、図面や模型、スケッチ(CG)、参考写真、サンプル…で、クライアントが分かりやすく楽しい家づくりになるように、伝える努力をしてきたつもり。伊礼智設計室で勤めていた頃、環境やクラ

          面白い家づくりの方法...! の下ごしらえ中

          ジャッカ・ドフニとは、大切なものを収める家@日本橋高島屋

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 日本橋高島屋本館の高島屋史料館 TOKYO 4F 展示室へ。 北海道網走に、北方少数民族資料館ジャッカ・ドフニがあった(2012年閉館)。 樺太(サハリン)に暮らしてきた少数民族(ウイルタ、ニブフ、樺太アイヌ)の生活文化を伝えてきました。 「ジャッカ・ドフニ」とは、ウィルタ語で「大切なものを収める家」という意味。 (jakka 宝、 duxu-ni 家-その) 1855年日露通好条約、1875年樺太千島交換条約、1905年日露講和条約

          ジャッカ・ドフニとは、大切なものを収める家@日本橋高島屋

          目白台散歩 〜永青文庫、東京カテドラル〜

          こんにちは!アーキロイドの福井です。真夏日の休日、目白台をお散歩。 永青文庫の『殿さまのスケッチブック』展へ。中国の薬学・博物学である「本草学」の影響で、18世紀頃の大名の間で「博物趣味」が流行っていたそう。 (『殿さまのスケッチブック』展 : https://www.artpr.jp/eiseibunko/2024shoka ) 魚や動物、植物など緻密なスケッチが並ぶ中で、1728年に長崎に象が舶来して、2ヶ月かけて江戸の徳川吉宗に上覧された記録や、参勤交代の帰国途中の

          目白台散歩 〜永青文庫、東京カテドラル〜

          粟津潔邸というアートスペース

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 1972年に竣工し、グラフィック・デザイナーの粟津潔(アワヅ キヨシ)の自宅兼アトリエだったこの場所が、2023年秋にアートスペースとして生まれ変わりました。 建築家・原広司の設計です。京都駅や梅田スカイビルの設計者。 色々と改修されていたのを1972年の完成当時の姿にほぼ戻して、次の時代へ! 住宅街には溶け込むように佇む粟津邸、屋内に入って圧倒される。 3階の玄関から入るとスカイライトからの光に照らされ、1階のかつてのアトリエまで

          粟津潔邸というアートスペース

          鉄骨のゴッデス @銀座・ポーラミュージアムアネックス

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 銀座をぶらぶら、ポーラ ミュージアム アネックスで開催中のアーティスト久保寛子さんの展覧会「鉄骨のゴッデス」(〜2024年6月9日(日))へ行ってきました。 先史時代、身の回りにある素材から道具や偶像を生み出してきた古人に倣い、 いま身近にある工業製品から作り出された女神や土器。 暴風ネット、ブルーシート、セメント、鉄、ネット、投光器、コンパネ… 建築では、いつもお世話になっている馴染みのあるものたち。 ブルーシートの土器は、愛嬌が

          鉄骨のゴッデス @銀座・ポーラミュージアムアネックス

          本質を象る ブランクーシ @ アーティゾン美術館

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)の展覧会『本質を象る ブランクーシ』へ行ってきました。 私が印象的だったのは、「アトリエの眺め」という何枚もの写真。 ブランクーシは、このアトリエ兼自宅に41年暮らしました。 白い漆喰の壁の空間で、ブランクーシのシャツや愛犬の上着までも白で統一されていたそう。高い天井の大きな天窓から降り注ぐ光で「いかなる聖堂よりも神秘的」や「白い神殿」「別世界」などとアトリエに

          本質を象る ブランクーシ @ アーティゾン美術館

          私のリサ・ラーソン @渋谷・ギャラリーのこぎり

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 2024年3月11日に逝去したスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンを追悼する展覧会『私のリサ・ラーソン(追悼リサ・ラーソン展)』へ行ってきました。 ギャラリーのこぎりの運営をしている株式会社トンカチが、リサ・ラーソンとの商品開発やライセンスマネージメントをしていたそう。 リサとの交流のあった個人の思い出の写真や製作過程の資料が展示されていた。 (展示風景:https://www.nokogiribytonkachi.jp/lisa_mll

          私のリサ・ラーソン @渋谷・ギャラリーのこぎり

          スイス流ラクレットランチ!

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 スイスで暮らすご夫婦に「ラクレット」をご馳走になりました。 日本で言う「たこ焼き」的なもののよう。 テーブル中央にラクレット機。下部にチーズ、上部のお鍋には蒸したジャガイモ。 (これは四人用だけど、二人用もあるのだとか。) ジャガイモをお皿に取り、トロトロに溶けたチーズをかけて、胡椒をかけて食す。 チーズは胃が重くなりやすいので、ランチで食べることが多いそう。 健康を考えて(?)、羊のチーズにしているそう。ピクルスを添えるのもポイント

          スイス流ラクレットランチ!

          シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝 @森美術館

          こんにちは!アーキロイドの福井です。 六本木・森美術館は22時まで開館しているので、帰りの寄り道に嬉しい場所です。 「世界が注目するブラック・アーティスト、待望の日本初個展!『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』」へ。お恥ずかしながら存じ上げなかったので…自分のためのメモみたいな記録です。 シカゴで生まれアフリカ系アメリカ人として生きてきた、シアスター・ゲイツ。 大学卒業後、愛知県常滑市で陶芸を学ぶために初来日し、日本の「民藝運動」に感銘を受け、黒人解放運動や抵抗運動との共

          シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝 @森美術館