見出し画像

面白い家づくりの方法...! の下ごしらえ中

こんにちは!アーキロイドの福井です。
たまには、取り組んでいることのお話を少しずつしようかと思うのですが、
模索中(これからもずっと?)なので、今のところの記録です。

それは「クライアントとの家づくりをもっと面白くする方法」の下ごしらえ。
(下記、ブツブツ呟いてたらすごく長くなっちゃった…)

今まで、図面や模型、スケッチ(CG)、参考写真、サンプル…で、クライアントが分かりやすく楽しい家づくりになるように、伝える努力をしてきたつもり。伊礼智設計室で勤めていた頃、環境やクライアントに恵まれ、皆さん一生懸命わかろうとしてくれた。

もっとクライアントととも楽しむ家づくりをブラッシュアップできないのかな?という思いがずっとあった。私が、クライアントを観察していての気づきは下記。

①夢いっぱい(でも、迷いもある)
②初めての家づくり(わからないことばっかり)
③初めて見る自分の家になる間取りや図面記号(もはや謎解き、謎のまま…?)
④初めて聞く専門用語、単位が㎜、縮尺(分かるような分からないような)
⑤どんどん計画が進む中で、伝えそびれていることがないか焦る

クライアントは図面の解読から具体的にイメージできるまで、とっても緊張感がありエネルギーを使っていた(いる)のではないか?

建築を学び始めた頃の私を思い出すと、初見で図面を読み空間をイメージできていたか?いやいやいや。課題で私が提出した図面を「こういうことがやりたかったんだろ〜」と、先生がささっとパーススケッチしてくれると魔法がかかったように空間が動き出す感動は忘れられない。設計に取り組みながら、色んな場所へ行き友人知人と色んな時間をともにする事でゆっくり感覚を養っている。(ずっと学び…!)

・・・それを、いきなり出された初めて見る図面で想像するのは、無理だ!!!
(アーキロイド内の会話に出てくるIT用語(なのか?)は、私にとって外国語!笑)

設計者からすると家を建てるって、土地、法律、デザイン、構造、性能、見積金額、施工者との関係。そして、大前提のクライアントの要望や生活・・・色んなことが複雑に絡まり合っている。でも、そこをクライアントに分かってもらいたいわけじゃなくて(今、言っちゃってるけど)、そこの見直しにも取り組んでいる。

上記をくるっとまるっと、クライアントも建築に関わる人もともに「面白い家づくりができる」下拵え(シタゴシラエ)をしています。

北鎌倉の家のクライアントとともに、家づくりを進めています。
それは、次回の呟きへ。

ひとつ心配なのは、娘さんの夢は「お城に住むこと」。お眼鏡にかなうか…

(北鎌倉の家のイメージ図)

『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。


この記事が参加している募集

自己紹介

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?