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広告・マーケティングの仕事を一旦卒業して、LIFE SHIFTERを満喫しています。

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山をくだる

「その山をくだるときに、一人でいる子供に出会ったら注意しろ。」 男は言った。 昔は、天狗の姿をしていたらしいが、時代に合わせて姿を変えているのだそうな。 基本的にはいいやつなんだが、ふざけたり意地悪することもあるから、機嫌を損ねるようなことをしてはいけない。 「普通の子供と天狗を見極めるにはどうしたらいいですか。」 私の質問に待ってましたとばかりに男が言う。 「その子にどこから来たのか聞いてみるといい。あっちの方とか掴みどころのない答えをしたらそいつは天狗だ。」 な

    • 2年前からのギフト

      10年日記というアプリを使っている。 その名の通り10年分の日記を一覧で見ることができる。 昨年の今日何をしていたか、 5年前の今日何をしていたか、 書き始めたのが2013年からなので9年分のストックが有る。 コロナ禍になってから、なぜか日記をつけることがめっきり減ってしまったのだが、今朝ふと久々にアプリを開いてみた。 パラパラとめくってみると(実際はスッスッとスワイプだが) 2年前のこんな書き込みが目に留まった。 ・心に余裕を持つ ・やりたいことはやり尽くす ・そして

      • 気付きの3つの領域

        ゲシュタルト療法のお話、前回の続き 前回は今ここで起きていることにフォーカスしてみるという話でしたが、今回は、そのときに自分の3つの領域のうちどの領域のことを話しているのか意識してみる。 1つ目の領域は「外部領域」 自分の皮膚の外の領域、自分が置かれている外の環境。 他者のことだったり、物質的なことだったり、現実世界。 雨が降っている、車の音がする、同僚の声がするなど。 2つ目の領域は「内部領域」 自分の皮膚の内の領域、身体的な感覚、感情や心、体内感覚。 胃が痛

        • 「今-ここ」に焦点を当ててみる

          コーチングの学びから周辺領域に興味が広がり、最近はゲシュタルト療法の勉強会に参加した。 ゲシュタルトというとゲシュタルト崩壊が聞き馴染みあるかもしれないが、それとは直接関係なく、ゲシュタルト療法は「今-ここ」に意識を向ける実践的な気づきの心理療法だ。 「今-ここ」というと、マインドフルネスや瞑想でもよく使われるワードだが、現代社会に生きていると、 「あの時もっと勉強しておけばよかった」:などの過去や 「老後のことが心配でもっと貯金しないと」:などの未来 を気にすることに時

        山をくだる

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        記事

          あの日に戻れたら

          これまでの人生を振り返ると、前半は割と低調で、 高校卒業したくらいからじわじわ上がり始め、 30歳を過ぎた頃から、毎年更新されている感覚に気付き、 根拠は無いけれど、これからも日に日に上り調子の人生なんだろうなと思って暮らしている。 あえていうと、昔占い師に「大器晩成型だから人生の後半を楽しみにね」と言われたっけ。 そんなわけで、あまり過去に戻りたいと思うことは無いのだけれど、あのときもう少し粘っていたらなーと思うエピソードがある。 外資系の広告会社を退職し、出資を受け

          あの日に戻れたら

          氷が溶けるなんて思わなかった

          僕には尻尾がある。 家族やごく親しい間柄の人しか知らないが尻尾が生えている。 尾骨のあたりからぴょろんと豚の尻尾みたいに毛のないやつだ。 赤ん坊の頃はほとんど生えてなかったそうだが、小学校に入るくらいから目立ってきて、今や15センチほどもある。 ドラゴンボールの孫悟空みたいなふさふさしたやつならもう少し可愛いのに。 長時間座っていると尻尾が潰されて痛くなってくるので、30分と座っていられない。 学校でもオフィスでもすぐに席を立つので落ち着きのないやつだと思われていたと思う。

          氷が溶けるなんて思わなかった

          鏡に映ったその顔

          鏡に映ったその顔は 妹に似ていた 鏡に映ったその顔は 母親に似ていた 鏡に映ったその顔は 父親に似ていた ああ、私の顔だ ちょっと平べったくて ちょっと眠そうで どこか優しそうで ちょっと退屈そうに微笑んでいる私の顔だ 明日はもうちょっといい顔しているだろう。 おやすみ。

          鏡に映ったその顔

          空気読む人

          空気を読む能力にもレベルがある。 自分はおそらく日本人の中では中の下くらいじゃないかな。 特に罰則とかなくても全員がマスクして外出している様子を見ると、日本人は周りと調和することが得意なんだと思う。 とはいえ、時々空気を読まない人もいる。 子供なんて特にそうだ。 「お姉さんブスー」とか声に出して言ってしまう。 さすがに自分はそこまで空気を読めなくはないが、読めちゃう人からすると時々ハラハラする言動をしたりもするそうだ。 ここまで書いてみて、空気を読むっていいことなのかな。

          空気読む人

          3年後には

          3年後にはビットコインがいくらになっているだろう。 日本円は、つまり1ドルはいくらになっているだろう。 日経平均は? 消費者物価は? ビックマックと牛丼の価格は? なんだか全部上がってそうな気がする。 所得はどうなんだろうなー なんとなく上がってて欲しいな。 では、人々の幸福度は? わたしの幸福度は? そりゃあ上がってるはず。 特に、自分の幸福度は上がってる気がする。 もはや、こんな感じの根拠のないポジティブさが必要な気がするこの頃。

          3年後には

          明日、朝がきたら私は、

          これまであったものが、ある日突然なくなる。 実はそんなことはよくあることだと、おとなは知っている。 これまでの人生で、何度もそういうことに出くわしている。 気に入っていたラーメン屋。 初めてのデートで行ったレストラン。 よく立ち読みをした本屋。 そして時代はインターネットへ。 ネットスケープにInternet Explore ジオシティーズ Yahoo! メッセンジャー Adobe Flash いろんなものが終了した。 明日、朝がきたら私も終了してしまっているかもしれない

          明日、朝がきたら私は、

          2021年にやってみた56のこと

          一年振り返りの季節になりました。 昨年まではこんな感じ。 今年はニューノーマルな暮らしが定着しつつも、その中での揺り戻しと、そ の先にあるLIFE SHIFT2って感じの1年でした。 そして、後半には買ってよかったものもピックアップして貼っておきます。 THE COACH Academy プロコース昨年1期生として参加したTHE COACH Academyのプロコースを無事に修了。 受講に興味ある方、紹介制度あるのでご一報を。 moshスキルビジネスのECが簡単に始め

          2021年にやってみた56のこと

          継続コーチング体験記 セッション第6回目(一応最終回)

          コーチングのクライアントさんに了解を得て、ご自身にセッションでの体験を記事にしてもらうこの連載。 3ヶ月6回に渡る継続コーチングの旅を経て、さとうさんの人生のビジョン構文が完成。 そして、これまでの振り返りをまとめていただきました。 キーワード・ヴィジョン構文 ・他者の意見と問題解決 ・自主性 思ったこと煮詰まった考えに他の人の目線を加えると解決につながることがあるが、答えは自分の中にしかない セッション開始冒頭はいつものように互いの近況を報告し、「そういえば今日が

          継続コーチング体験記 セッション第6回目(一応最終回)

          継続コーチング体験記 セッション第5回目

          コーチングのクライアントさんに了解を得て、ご自身にセッションでの体験を記事にしてもらうこの連載もいよいよ終盤です。 前回の人生曲線について取り組んだセッションを受けて、さとうさんの人生のヴィジョンを言葉に落とし込むワークを行いました。 キーワード・答えは自分の中 感じたこと・セルフイメージを築くことは難しい セッション開始いつものようにライトな会話からスタート。近況をシェアしながら次回で最終回ということもあり、これまでのセッションと最終回に向けての話を簡単にします。

          継続コーチング体験記 セッション第5回目

          継続コーチング体験記 セッション第4回目

          コーチングのクライアントさんに了解を得て、ご自身にセッションでの体験を記事にしてもらうこの連載。 今回はさとうさんのこれまでの人生を振り返ることで、大切にしている価値観に気付くセッションになりました。 その名も人生曲線。 キーワード・自分の素, 過去を振り返る 感じたこと・振り返ることはめんどくさいけど重要だ セッション開始いつも通りアイスブレイクからスタート。 あらやんさんより、おいしいたらこパスタの作り方を聞きます。 一見、コーチングとは関係のない脈略のない話

          継続コーチング体験記 セッション第4回目

          継続コーチング体験記 セッション第3回目

          コーチングのクライアントさんに了解を得て、ご自身にセッションでの体験を記事にしてもらう連載の3回目。 前回のテーマはさとうさんの苦手な人についてでしたが、今回はさとうさんの中にある感情をじっくりと味わうセッションになりました。 報告者について:さとうさん43歳 女性 転職歴4回。 職場も仕事も決して嫌いではないが、充実感は得られていない。次のキャリアを悩み中。 コーチングについてよく知らないままに偶然あらやんさんを知り、お試しでコーチングをしてもらったことをきっかけに、「

          継続コーチング体験記 セッション第3回目

          継続コーチング体験記 セッション第2回目

          私(あらやん)のコーチングセッションを受けていただいた方の体験記シリーズ、第2回目! 前回、英語学習が進まないという課題についてスタートしましたが、その後どう変わっていったのか? 通常、セッションの内容は守秘義務があるため非公開ですが、今回は本人同意の上で一部内容は伏せつつ、雰囲気が伝わる感じでご自身に記事をまとめていただきました! 報告者について:さとうさん43歳 女性 転職歴4回。 職場も仕事も決して嫌いではないが、充実感は得られていない。次のキャリアを悩み中。 コーチ

          継続コーチング体験記 セッション第2回目