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「東京時層地図」を使った街歩きをしています。

娘と連れ立って東京時層地図を使い街歩きをしていましたが、幼児から幼稚園児となり小学生となり、「もう庭園とかお墓とかには付き合いたくない」という事になったので終了傾向です。

東京時層地図を使って街歩きをするきっかけになった出来事は

中沢新一さん著の「アースダイバー」に書かれていた

「東京の社寺仏閣のあるところは、縄文時代には海岸線で、墓地や貝塚など、生活の場とは違う神聖な場所だった。時代が変わって現代になっても神聖な場所とされているということは、縄文人の魂が現代人とつながっている云々」

その本の中に東京時層地図を使った明治期の地図があったのです。
今とは全然違う地図に非常に驚きを覚え、心拍数もなぜか上昇、手も震える興奮を感じました。

すぐにiPhoneで東京時層地図を購入し、当時よく通っていた都庁をみると、なんとそこはつい最近まで浄水場。そこにまた衝撃をうけて詳しく調べることになりました。

都内は一見してアスファルトに覆われている無機質な場所ですが、そこには時代をちょっとさかのぼると色々な姿があったのだという面白さに気が付きました。東京時層地図をみると二重三重の違った世界が見えてきます。

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