36枚の写真で振り返る、冬の京都旅行 | 写真日記 #013
年末、地元兵庫に帰省するついでに妻と京都に日帰り旅行をしてきた
カメラを始めてから、京都にはもう何度も足を運んでいるが、毎回東山の方に写真を撮りに行っていた
そして、帰り際「次は嵐山のほう行くかぁ」と思いながら帰ることを何度繰り返したことか、、、。
今回はそんな積年の悔やみを晴らすためにも嵐山に向かった
嵐山についてすぐ、まずは竹林の小径に。同じ考えの人がたくさんいて、団体行動してるみたいになっていた
おそらく植生的に相性が悪いのだと思うのだが、北海道には竹がほとんど生えていない。北海道生まれ北海道育ちの妻からすれば竹がいっぱい生えているだけでちょっとテンションが上がるらしかった
竹林を見た後はすぐそばにあった天龍寺に。冬の晴れた午後の空気にぴったりの場所だったように思う
何も意識せずにいったけど、世界遺産だったんだ
後醍醐天皇の菩提を弔うために創建された天龍寺。度重なる火災や兵火で消失しながらも復興を繰り返して今に繋がっていると思うと長い歴史とそれを重んじる日本文化の強さみたいなものを感じる
メインの池の写真、全然撮ってなかったな、と後になって気づいた。でも池の写真はみんなが撮ってくれてるからいいか
あと、有名な雲龍図は土日のみの公開らしく、平日に訪れた私たちは見れなかった。屏風に描かれた龍は見た。日本人が漫画やアニメで有名になる片鱗は古い時代からすでにあったんだな、という感想を得た
天龍寺を出て渡月橋の方に。お昼ご飯を食べに行った
お腹を満たした後は渡月橋のそばにある福田美術館へ
京都に向かっている途中に渡月橋の周りをマップで見ていた時に見つけた美術館。こんなところに美術館なんてあったっけ、と思ったら2019年にできたばかりの新しい美術館だった
主に江戸絵画の展示を行なっている美術館だが、入ってまずその美術館自体の素敵さに目がいった
美術館を出た後は嵐山を離れ京都の中心地の方へ。気になっていた展覧会、AMBIENT KYOTO 2023に足を運んだ。
年末で終わってしまったので、「ぜひ、行ってみてほしい」と言えないのが悔やまれるが、とてもいい展示だった。こういう場所が求められるくらい、人々は普段喧騒の中にいて、感覚を研ぎ澄ますことから離れているんだな、ということを感じた展示会だった
色々感化されて、グッズ販売されていた、CorneliusのAmbient Musicをまとめたカセットを購入して帰った。カセットプレイヤー持ってないんだけどどうしよう。買うか
そんなこんなで、朝の竹林にはじまり、美術展をハシゴした年の瀬日帰り京都旅行。大変満足でした
やっぱり京都って魅力的だな
それではまた。
使用機材・ソフト
Camera:FUJIFILM X100V
Edit:VSCO
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