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方言と共通語の授業【気になった日本語】

こんばんは、あらたんごです(^_-)-☆



今回は、今日参加した授業で疑問に思った話をします。



中学一年生で「方言と共通語」の授業が行われました。

方言と共通語のメリットとデメリットなどを話し合い、どう使い分けしていけばいいだろうという授業内容でした。



わたしの住んでいる地域では、「おんなる」という方言があります。


『お客さんが外におんなる』



意味は「いらっしゃる」です。


ここで授業を行っていた先生は「おられる」と標準語に略をしました。


A:誰かここにおられる?
B:はい、おられますよ。

これが共通語で違和感がないということでそう教えたのでしょうか。




「おられる」って皆さんは使われますか?
また、「おられる」と言われて違和感を感じる方はいますか?



共通語として考えると私は違和感を感じます。


「おられる」について


まず、品詞分解してみます。

おる(謙譲)+れる(尊敬)

これであっていると思います。。。(多分)


「おられる」を使うのは変だという否定的な意見は

・文法的におかしい
・西日本的な言い方で古めかしい(関東地区)
・ビジネスの場面では「いらっしゃる」がスマート

                  などなど…(あらたんご調べ)

肯定的な意見は

・身近な先輩には「いらっしゃる」では堅苦しいので「おられる」を使う
・居るの改まった言い方で特に間違っていない

                 などなど…(あらたんご調べ)




結果的にはどちらも間違っていないようですが、やはり違和感を持つ人がいるようです。



京都の方では、「~(い)はる」「~(し)はる」があり、使いやすいし一応へりくだった言い方だから使っている人もいます。標準語だと思っている人いるかもしれませんね。



日本にはいろんな方言があり、自分が使っている言語が全国共通だと思っている子どもはたくさんいると思います。確実な知識(今回でいえば標準語)を教えなければならないなと思いました。



もしよろしければ、伝わると思っていたけど伝わらなかった日本語をコメント欄で教えてほしいです。

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