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ガンプラはゴミなのか?

30代半ばにして、いまだに?ガンプラをつくっている。好きだから。

とはいえ「つくって何になるんだろう?」という気持ちもなくはない。役に立つモノでもないし、人によってはゴミだと思う。だから「コレクションを捨てられた」系の話がネットに上がるのだろう。

でも、ゴミではないと僕は思う。思いたい。

世界に1つだけの存在だから。

ガンプラはパズルのように組み立てるおもちゃ。だから「誰がつくっても同じモノができる」という訳ではない。余った部品でご説明します。

例えばパーツを手でもぎった場合

ニッパーで切った場合

切断面を整えた場合

ランナー(パーツが付いてる枠)から切り取るだけでも、やり方によってこれだけ見た目が違う。ランナーから切り取った瞬間、その人だけのガンプラになると言っても過言ではない!気がする。

ちなみにこちらがランナーにパーツがついてる状態。

さらにパーツをパチっとはめた状態がこちら。

ここで「パーツとパーツの合わせ目が気になる場合」は専用の接着剤を塗り、パーツをはめてムニュ!

乾燥後にムニュをヤスリで削り…

パーツの合わせ目を消す。

この工程を何度も繰り返すことは…

小さな成功体験を積めるとも言える。

場合によっては、パーツの形状を自分の好みに変えたり、ディテールアップ(細かな模様を増やす)したり。

もちろん、失敗も経験する

諦めて放置することもあれば、リカバーすることもある。大げさにいえば、プラモデルづくりは人生そのものなのだ(や、本当に大げさ)。

で、割愛しますが…ここからいろいろやって塗装すると、最終的にこれが

こうなって

こうなります。

まさにコツコツと積んだ、小さな成功体験の集大成なのだ!

何よりも想像するのが楽しい

ガンプラをつくる人の多くは「ガンダムが好き」な人だと思う。ガンダムにも様々な種類がありますが、基本は宇宙に進出した人類対人類による戦争の物語

ガンダムというのは戦争に使われる兵器、モビルスーツ(ロボット)の1つ。モビルスーツには様々な種類があり、車のように大量生産されるもの。

だからこそ、世界観に浸りやすい。

登場人物に思いを馳せながらつくる」もよし、「自分が乗るならこうしたい」と考えながらつくるもよしなのだ。

ということで…

・何よりも想像するのが楽しい
・小さな成功体験を積める
・世界に1つだけの存在

以上の理由から「持ち主にとってはゴミではない」のです。ガンプラに限らず、コレクションはみんなそう。例えゴミのように感じても「勝手に捨てる」前に「話し合い」ができるのがベストかなと。何よりつくる側も「生活に支障をきたさないこと」を意識するのは必要ですね…。

今日の点取

そう!まさにそれ!点取!調子が良い!

ところで、点取占いを買い足したいと思っていたのですが…もう作られていないそうですね。

もの凄く悲しいです。本当に悲しい。
そんな成人の日でした。

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