いかだ

常に人生の岐路にいるような自分の人生を改めて観察して、記録するためのノートです。

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    思いついたショートショートをまとめていきます。

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    記録しておきたい自分の感情など。

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はじめてのnote【自己紹介】

はじめまして。いかだと申します。 とにかく続けられる趣味というか、ライフワークを始めたかったのでnoteに投稿をしてみることにしました。名前は3秒で決めました。 あまり年齢を気にしないようにしているのですが、暦の上では現在27歳です。22歳から3年間は大学院に通っていました。何とか修士課程は修了しましたが、研究に全く適性がないことが判明し、博士課程に進むことが出来ませんでした。その頃は絶望に近い感覚を味わい、けれどもせっかく路頭に迷ったのだから、とそれ以降は開き直るようにし

    • アイシナモロールに学ぶマインドフルネス

      こんばんは。猛暑が続いていますね。 風鈴を聞いても1ミリも涼しくなれないのですが、28度で暑がっていたあの夏はどこへ行ったのでしょうか。 今日は空いた時間に、youtubeで「I.CINNAMOROLL(アイシナモロール)」のアニメーションを見ました。 アイシナモロールとは、サンリオの愛すべき新キャラクターです。 シナモロールは、サンリオ内でもとても有名な可愛らしい見た目のキャラクターかと思いますが、その派生キャラと呼べば良いのでしょうか。 「もしシナモロールがカフェの

      • デジタル断捨離で過去に別れを告げたい

        こんにちは。毎日暑いですね。 今日は生徒さんが、帽子やアームカバーをして、全身真っ黒の装備で自転車に乗って、日差しに向かっていってました。青春って眩しいですね。 非常勤で教鞭をとっている専門学校は今日から期末テストです。 テストの問題を作ったり、これまでの出席数を確認したりするばたばたも、ようやく収束してきました。 このタイミングで、暇になった空白の時間に何か新しい習慣を加えると、長続きしそうな気がします。私は勢いで簡単にごまかせるタイプなので、元からやっていたかのように五

        • これまでの日記を読み返してみた〈孤独と渇望〉

          こんにちは。三連休ですね。私は仕事先の専門学校の期末テストを作ったり、揚げ出し豆腐を作ったりしています。何かを生み出すっていいですね。揚げ出し豆腐は生み出された瞬間口の中に消えていきました。休む時間が増えるほど心が豊かになる気がするのは気のせいでしょうか。月に3回くらい三連休があればいいのに。 連休中に、ふとこれまでに書いた日記を読み返してみました。手書きのノートなんかは、書いた時の私が思わず込めてしまった怨念のようなものが張り付いている気がして、すぐに閉じてしまったのです

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          ショートショート「免許至上主義」

          「番号札350の竹村さま、二番窓口へどうぞ」  AIの無機質な声が僕の苗字を呼んだ。カウンターに近寄って、やわらかい音質の女性の声に「はい」と返事をすると、AIの瞳らしき頭上のカメラがこちらを向いた。  ここ、東部免許センターは常に込み合っている。金属のむき出しになったボディを隠すように、頭部に貼り付けられた液晶が女性を模したキャラクターを映し出している。窓口に来た人を安心させるとか何とかで、役所や銀行関連の窓口では大抵同じような声のサンプルが使われているらしかった。お馴染み

          ショートショート「免許至上主義」

          何度やってもINFP-T

          こんにちは。毎日暑さと涼しさのジェットコースターですね。体調を甘やかしながら、この梅雨を乗り切っていきましょう(自己暗示)。 突然ですが、皆さんはMBTI診断をしたことがありますか。私はたまに、「そろそろMBTI診断したいな」という衝動に駆られることがあります。大体半年に一度くらいの頻度です。 タイトルにも書きましたが、私は毎回INFP-Tという診断結果になります。漢字では「仲介者」と当てられていますが、一体何を仲介しているのだろうという感じです。 感情の波が激しく、他

          何度やってもINFP-T

          ブラックエンジン、ホワイトエンジン

          人が行動する時のモチベーションには2種類があって、その1つをブラックエンジン、もう片方をホワイトエンジンと呼ぶらしいです。 ブラックエンジンは、「あの人が羨ましい」「自分にはこれがない」「早くどうにかしなければ」などの不安や恐れからくる動機で、 ホワイトエンジンは「自分の大切な人に何かを返したい」「誰かの役に立ちたい」など、感謝や貢献からくる動機のようです。 この情報に何度か私は救われてきたのですが、上のようなブラックエンジンって、気づくと出力してしまいませんか。 基本

          ブラックエンジン、ホワイトエンジン

          誰かの幸せを祝えなかった時

          日曜日ですね。今日は一日勉強しようと思っていたのですが、youtubeを見てご飯を食べて、部屋の掃除をしているうちに日が暮れそうです。休日の醍醐味ですね。 突然ですが、誰かの、周りの大事な人の幸せを祝えなかったことってありますか。そんな人間いてたまるか、と思われるかもしれませんが、私は何度かそんなタイミングを経験したことがあります。 高校生、大学生の頃なんかは特にそうでした。もともと自己肯定感が低くて、恋愛が両思いになるような経験もまともに無かったので、周りのクラスメイト

          誰かの幸せを祝えなかった時

          おとぼけ祖父の日常【洗濯機編】

          御歳90歳になる母方の祖父はマイペースの権化で、親戚一同からよく「天然」「おとぼけ」と称されます。 昔の写真を見る度、若い頃は「柳葉敏郎に似ていたんだよ」と繰り返す祖父は、今や髪の毛も数える程しかなくなり、身長も縮んで可愛らしい小人のように見えます。ハードボイルドな柳葉敏郎は見る影もありません。 祖父は洗濯が大好きなので、大抵一日に2、3回ほど洗濯機を回しています。台風の日も例に漏れず、部屋の物干し竿に洗濯物を吊って、ひたすら扇風機を当てるという作業を難なくこなしています

          おとぼけ祖父の日常【洗濯機編】

          「ほむらちゃん現象」と呼びたい

          自分だけが覚えていて、周りの人が忘れている記憶ってありませんか。 私は結構記憶力が良くて、特に、どうでもいい事として周りの人達が脳内から捨てていく出来事への記憶力がずば抜けているので、周囲の人が忘れ去ってしまっても、私だけが覚えていて、「そんなことあったっけ?」と言われることが多々あります。 例えばこんな記憶です。 高校の頃に生物を教えてくれた先生は、白衣を着た、白髪混じりの物静かな先生でした。彼は淡々と単語の解説を板書で重ねていく授業形式をとっていて、穏やかさも相まっ

          「ほむらちゃん現象」と呼びたい