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デジタル断捨離で過去に別れを告げたい

こんにちは。毎日暑いですね。
今日は生徒さんが、帽子やアームカバーをして、全身真っ黒の装備で自転車に乗って、日差しに向かっていってました。青春って眩しいですね。

非常勤で教鞭をとっている専門学校は今日から期末テストです。
テストの問題を作ったり、これまでの出席数を確認したりするばたばたも、ようやく収束してきました。
このタイミングで、暇になった空白の時間に何か新しい習慣を加えると、長続きしそうな気がします。私は勢いで簡単にごまかせるタイプなので、元からやっていたかのように五分間断捨離の習慣を始めてみようと思います。まずは服を捨てようかな。

ちなみに「五分」という、手を付けるのにハードルの低い時間幅が、怠惰な私には大事なポイントです。五分だけなら今日だけはやろうかなあと思えて、明日もそう思えれば習慣化しやすいので。

デジタル断捨離とは

デジタル断捨離という言葉をご存じですか。断捨離はなじみのある言葉ですが、デジタル断捨離とは、所持しているスマホやパソコンに入っているデジタル化されたデータのうち、不要なものを消していくという作業です。

何枚も撮った同じ画角からの写真、溜まったダイレクトメール、過去にふと書き綴ったメモなど。

写真を撮ったりメールが来たりしたら、習慣的に都度余分なデータを消している方も多いかもしれませんが、その習慣がない場合は、意外ととんでもない量のデータが手元に溜まっていったりしますよね。え、私だけじゃないですよね?私だけじゃないと言ってほしい。

ちなみに私は未読のGメールが70000件溜まっていたのですが、デジタル断捨離の習慣によってようやく50000件に減らしました。「その都度メールを消す派」の方が聞いたら卒倒するかもしれません。

同じ思考回路の自分

デジタル断捨離は寝っ転がりながらでもできるので、寝る前にやってみていたのですが、メモ帳アプリに残っていた「昔の自分が必死にメモしていたtodoリスト」を好奇心半分で覗いてみると、大学生の頃の自分が必死に書き残したものが見つかりました。

「明日までに本を借りる!」
「支払いを済ませる!」
「バイト先にシフト変更の電話をする!」などなど。

だいたいギリギリになってから行動するタイプなので、焦ってこういうメモを残しがちなのです。

まあでもそれなりに頑張っていたなあ、と思いながらそのメモを消し、今度はテスト作成のために「todoリストを書くアプリ」もインストールしたのですが、そのアプリは以前にもインストールして使っていたことがあるようで、なんと上のメモと全く同じ文言がそのリストに残っていました。

あの頃の自分、とにかく目に付くところにたくさん書いておきたかったんでしょうね。どれだけ焦っていたんだろう。
そしてまた、締め切り近くになって作業しなきゃと慌てている私。歴史は繰り返すものですね。

昔の自分とお別れ

けれども、時間がたつと少しは成長したかなあと思える部分も見つけられました。todoリストに「デイリールーティン」のフォルダがあって、そこに「ストレッチ」の項目が載っていたのですが、あの頃はリストに載せて満足して、三日坊主で終わっていたその習慣が、実はいま、5月から再度始めて、2か月半も継続できているんです。

たった二か月半かよ、と思われるかもしれませんが、二か月も続くともはや感覚的には歯磨きと一緒なので、これからも続けていけると思います。三日坊主とはおさらば。さよならあの頃の私。

昔のデータとお別れをするって、データがたくさん溜まっている人にとっては、結構大変な作業かもしれませんが、そのデータを残した頃の自分と同じところや違うところを見つめなおす機会になる気がします。ストレッチに次いで、整理整頓の習慣も身につけていきたいと改めて思いました。

いま始めた習慣が続いていて、何年か経って、思いの外成長していることに気づけたら嬉しい。もしかしたらその頃は、「その都度データを消す派」にだってなれているかもしれません。そんなわずかな期待を込めながら今日もデータを消します。過去よありがとう。今日も未来に向かって生きていきます。

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