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と・ま・と〜あぷりのこだわり〜

あぷりがご支持をいただく点――それは料理。
お刺身、お寿司、焼き肉、鰻、お鍋、世界中の珍しい料理……
ここは本当に高齢者施設かと疑ってしまうほど、
バリエーション豊富なメニュー構成となっています。
今回はあるトマトを巡った、あぷりの食へのこだわりを紹介します。

奈良と言えば奈良、三重と言えば三重の村で。

あぷりのお食事に使われているトマト……『畑のあかり』というブランドです。

上から読んでも下から読んでも。

なぜこの品種にこだわっているのでしょう? それは一つのご縁がきっかけなのです。
私たち新入社員は、『畑のあかり』を真心こめてつくる中野展宏さんにお話を伺いました。入社して初めての取材のお仕事です! 

えってぃ(左)とはるんこ(右)

【畑のあかりとは?】

現在、トマトを育てている中野さん、昔から農業をしていたというわけではありません。元々は銀行でサラリーマンをしていました。

中野さん。この風貌からは見えないけれど……元銀行マン

「突然、農業がしたくなったんですよね」

「おじいちゃんが家の周りで田んぼやってたくらいで、
今まで農業とは全く無縁の生活でしたよ」

銀行員として働く毎日の中で、(自分はこのままで良いのだろうか…)という思いがあったそうです。銀行員として働きながら、休みの日に説明会などに参加して農業の研修を受けられるところを探しました。

そうした中で、おもしろそうな師匠にたどり着きました。そこで、中野さんはトマトを選びました。

中野さんのトマト

これだ!!!!! と自分のやりたいことを見つけた中野さんは、銀行員の仕事を離れることを決意します。
しかし、この〈銀行員としての経験〉が、私たちあぷりとの出会いに繋がるのです……

師匠に教えてもらうために、奈良県曽爾村という場所に移住します。

奈良県だけど三重県にも近い。

実際に私も足を運びましたが、
青い空! 緑の山! 空気が綺麗! 
大阪で生活する私にとっては、日常からかけ離れた空間でした。

曽爾のシンボル・鎧岳
山の上が曽爾高原

『畑のあかり』は曽爾高原の水で育てており、農薬を一切使用していません。土を改良に改良を重ねて今に至っています。非常に手間隙がかかっています。

銀行員として働いていて、辞める最後の最後に当社社長に出会ったと言います。あぷりとの取引を任されていなければ、現在のあぷりのお食事に〈畑のあかり〉が出ることはなかったということです……! 

銀行員としては5年、曽爾村へ移住してからは7年が経とうとしています。独立してからは4年経過します。

【トマトを通じて気づいたこと】

元銀行マンで、奈良の山奥に移住された中野さん。農業をすると言ってももちろん、トマトを売る“販路”がありませんでした。
しかし、中野さんには独立を応援してくれる仲間がいました。

「ご縁というか、人の縁でつながってきましたね」

中野さんの真摯な姿勢や思いに共感していただいた仲間や友人、元同僚の方々が中野さんの愛情込めたトマトを支援してくれたおかげで、評判が評判を呼び、人を伝って、良さが広がっていきました。

「ネット通販のメールで『○○さんからの紹介で……』というメッセージをいただきます。こういうつながりを感じると、やはり、仲間の大切さ、人と人とのご縁って、改めて大切だなって思いましたね」


美味しさや安全性という意味で素材を選ぶかと思います。
でも、それ以上に「人と人とのつながり」も当社では大切にしています。

トマトを通じて、人とのご縁を改めて感じられた中野さん。こういうバックストーリーを伺うと、トマト一つに人生を感じますね。

美味しくいただきます🍅

美味しく、「いただきます」!

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