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ただ単に相手を倒すだけであったのなら、社会において何の価値があろうか。

社会的な価値を高めていくために。

以前にも書きましたが、広報には二種類あります。

広報は大きく分けて「社内」と「社外」

この連載のテーマはインターナル、つまり「社内」に限定しています。
では、なぜインターナルの関西No.1企業を目指すのか……それは、インターナルが強くなければ、アウターに対して発信することができないと考えているからです。
「アレやりました」「コレやりました」は発信する材料にはなります。
でも、企業としての“価値”にはなりえないと考えています。

大切なのは、企業としての理念・考え方がしっかりと社内に浸透した状態で生まれ得た取り組みの方が断然発信する意味=“価値”があると思っています。

つまり、インターナルを強化しなければ、アウターへ情報発信しても意味がないと思っています。
アウターに対して、取り繕った情報を発信したところで、当社のありのままの姿にはならないからです。
特に採用活動においては、偽った姿を見た人が当社に入り、(あれ? 聞いていたのと違う……)と言って、離職することも考えられます。そういうミスマッチを防ぎたいという思いもあります。
“シームレス”という言葉を使えば、しっくり来るのですが、やはり、インターナルコミュニケーションを活発にすることで、そのリスクを回避できると考えています。

当社では、2022年春よりコーポレートアイデンティティ言語化プロジェクトがスタートしました。

社内に散らばっているキラキラしている一粒一粒の“価値”を集約し、形にすることで誰もが理解しやすい、「当社らしさ」「当社が目指す姿」にしました。

これもインターナルコミュニケーションを強化する一つです。
今後は、人材育成を担当する部活動・教育部が中心となり、上記理念(MVVSS="C.U.R.")を浸透させていくフェーズに入っていきます。

ただただ「介護の会社」といっても、社会的価値、あるいは社会的な存在意義は見い出せません。介護の会社は日本全国にゴマンとあります。
さらには、介護の印象をネガティブにする暗いニュースやSNS等でもたびたび耳にしたり、目にしたりします。

私たちは、ご利用者様、ご家族様、あるいは求職者の方、さらには従業員に当社を選ばれる理由が金銭的な判断軸ではなく、“価値”や“存在意義”で「あぷりで生活を送りたい」「あぷりで働きたい(働き続けたい)」というふうに選ばれ続けていただきたいと考えています。

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