青い空とピンクのユニフォーム🌸セレおじ版【Vol.15】
“思い”を届ける。
2023年に当社はヨドコウ桜スタジアムにLED看板を掲出しました。
このLEDはセレッソ大阪の主催ゲームに掲出されます(リーグ戦、ルヴァンカップ)。
当初は、掲出された驚きと喜びだけでしたが、DAZNを視聴する応援会で次第に課題が見え始めました。
全体的に薄くて見えにくい(アップ学習会さん、アポロルシアスビルさんの色が濃い)。
アニメーションがゆっくり過ぎて、全てが表示される前に画面が切り替わってしまう。
トップパートナーの日本ハムさんの『桜姫』と色合いが被る(よく間違えられた)
2024年シーズンはこれら課題を解消する、それにプラスしてよりメッセージ性を高めようと下記3つのポイントで考えました。
色合いは濃く(視認性を高める)
アニメーションの切り替えはスピーディーに(看板は見られてなんぼ)
メッセージ性を出す(企業として掲出する意味)
色合いは濃く
2023年シーズンの場合、直前にV.I.(ヴィジュアル・アイデンティティ)が決まったことを受け、すぐに反映した看板でした。
一言で「ピンク」と言っても、いろいろなピンクがありますが、当社では下記を当社としての「ピンク」として使用することを決めました。
エモーショナルピンク(濃いピンク)よりもスマイリーピンク(薄いピンク)の方が落ち着いていたので、スマイリーを使ったのですが、白地に使ったこと、さらにはLED(=発光)なので、意外に薄いピンクでは目立たないことが分かりました。そこで2024年シーズンはエモーショナルピンクを全面に使用しています。
また、2024年シーズンの場合、「真っ白」ではなく、ベージュを使用しています。真っ白だとLEDの加減で若干「冷たさ」を感じます。しかし、ベージュを使用することでその「冷たさ」を緩和させて、「暖かさ」を出そうと考えました。
ちなみに、当社のV.I.にも、「居心地」を表現するために「あぷりコジーベージュ」という色の設定があります。
アニメーションの切り替えはスピーディーに
昨年の大きな反省のもう一つが表示時間。
DAZNに映し出されても、なかなか表示されないことがあり、白場ばかりが出ていました(アップさん、アポロルシアスビルさんが表示されているのに……)。
LEDに映る時間はわずか数秒、さらにDAZNに映るのはタイミング次第……トップパートナーさんのようにたくさん表示されるわけではないので、お上品に構えるのではなく、バンバン出ていかなければいけません(商魂たくましい大阪商人!)
そこで、今年は「色の濃さ」だけではなく、表示されるスピードも考えました。あまり白場を少なくして、当社の看板が出ていることを意識付けようと考えています。
メッセージ性を出す
企業の看板なので、当社が訴求したいメッセージは重要です。
しかし、正直言うと、ヨドコウ桜スタジアムに掲出されるLED看板で「介護の会社」を打ち出そうとはまったく考えていません。(※そもそも当社は「介護の会社」とは思っていません。当社のミッションは『今日よりもわくわくする価値を創る』。つまり、高齢者の皆さんに新たな価値を創造し、ご提供する会社なのです)
では、何を打ち出していこうか? と考えたとき、「セレッソをサポーターの皆さんとともに応援していきます」というメッセージが重要だと考えました。
これは昨年の「Beサポ!」の活動然り、セレッソを通じたご利用者様、あるいはスタッフの変化を考えていくと、ヨドコウ桜スタジアムに掲出する看板としてのメッセージとして最適かと考えました。
らしく、勝とう!
オモロく、サポート!
当社コーポレートスローガン「らしく、オモロく。」からのメッセージです。
クラブ創設30 周年のセレッソへのエールとして、「桜満開! 華々しく勝とう!」。
そして… 当社のご利用者様がセレッソをオモロくサポートするという様を表現しています。
また、最後の方に「WE ARE…」というフレーズがあります。
実はサポーターの方はあまりご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、試合当日、選手入場口の内側上部に「We are Cerezo」という文字が掲げられてます。
ここからヒントを得て、We=「彼ら」選手たちや他の誰でもない「私たち」という、自責の思いでともに戦うという思いを表現しました。
看板一つとっても、当社ではこのような考えを持って掲出しております。
写真は、諸事情があるのでここには掲載しませんが、実物はヨドコウ桜スタジアムでご覧ください。