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世界お茶まつり2022に行ってきました。
こんにちは、APOPTOSISのマーケター・桜井(@LOCAMA_AT)です。
10月20日(木)〜10月23日(日)にグランシップで行われていた「世界お茶まつり2022」に参加してきましたので、軽く当日の様子をレポーティングしていきたいと思います!
お茶の消費動向
近年のお茶の消費動向は、国内では生活様式の多様化などにより、1世帯あたりの年間緑茶購入量は減少傾向にありますが、世界的には健康志向の高まりにより、緑茶の持つ機能性や効用が注目され、需要は増加しています。
また、お茶は単なる嗜好飲料ではなく、心を癒し、コミュニケーションを円滑にするツールとして親しまれています。おもてなしの心を持って、お茶を通した交流を図ることにより、文化の相互理解の促進につながっています。
とりわけ厳しいのは収入面。世界に通用する日本の産物である品質の高い茶葉を作り続けているにも関わらず、急須でお茶を飲む文化が減っていき、ペットボトル用途でない一般農家の収入はここ10年で半分程度になり、自分の子どもには継がせたくないと言う声も上がるほどです。
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世界お茶まつりとは
「世界お茶まつり」は、このようなお茶の魅力を国内外に発信すべく、2001年に国内初の茶の総合博覧会としてスタートしてから3年に一度開催しており、前回の第7回世界お茶まつりにおいては、27の国と地域から、過去最大となる15万6千人が参加し、回を重ねるごとにお茶の生産・流通・研究等の中心地としての「茶の都しずおか」の国際的な認知度を高めて来ました。
折からの新型コロナウイルスの感染拡大により人々の生活習慣や需要動向にも大きな変化があった現在、これまでの成果を継承しつつ、ウィズコロナ、アフターコロナ時代のライフスタイルに合ったお茶の提案を含め、あらためて日本茶の魅力の発信と、お茶の新しい需要の創出により、茶業界が元気に、そして世界の人々がお茶で元気になることを目指して、2022年に第8回目となる「世界お茶まつり」を開催します。
静岡出身の私としては、コロナ禍および台風15号の被害がまだおさまっていない中でこのような世界的なお茶のイベントが開催いただけることは本当に感謝しかありません。
感謝の気持ちをご出展のみなさまへ、、と散財してきましたので、その模様をいくつかピックアップしていきたいと思います。
ほぼすべてのお茶を試飲できる
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世界お茶まつり、出展ブースのほぼすべてのお茶を試飲できるんです。これまで煎茶・深蒸茶の味の違いを飲み比べする機会がなかった私としては、その場でいろんなお茶を味わうことで「え、こんなに違うんだ」ということを体験でき、一気に舌がこえたような気がしました。
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ボトリングティーもぞくぞく
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↑の写真は薮崎園さんの高級ボトリングティー「玉露」。
日本三大玉露の産地である、静岡県藤枝市岡部町の朝比奈地区の玉露を低温抽出し、茶葉の旨みを最大限に引き出しました1本。プロが急須で淹れたような深い旨味と優雅な香りが、非日常を演出しそう。特別な日にグラスで味わいたいところです。
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↑のボトリングティーは桜の香りがする静岡・清水のブランド茶『幸せのまちこ』の高級緑茶ボトリングティー。
藤枝市の丸七製茶(CRAFT BREW TEA STUDIO)とコラボレーションし、熟成させた「まちこ」の厳選茶葉低温でじっくりと抽出することで、凝縮された旨みのなかに、桜葉の香味が感じられる至高のお茶。
こちらは購入させていただき、オフィスのメンバーと試飲会をしてみました。
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「本当にお茶なのだろうか?」と言うほどに、パッションフルーツのような甘い香りとほのかな桜葉の香味が鼻に広がります。
ナッツやチーズに合わせると美味いかもしれません(今度試してみよう)。お酒が苦手な方にとってもペアリングを楽しむひとときがあるのって嬉しいですよね。
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次は少し変わり種の菩提酸茶スパークリング。
蒸した茶葉を無添加で乳酸発酵させたあと、天日干しで乾燥。青さを伴った柑橘系の香りと、搾りたての果汁を思わせる爽やかな酸味が特徴のスパークリングティーです。
菩提酸茶(ぼだいさんちゃ)とは日本古来の乳酸発酵に学んだ、心地よい酸味と柑橘系の香りの後発酵茶のこと(らしい)。私もはじめて目にした字面でしたがとても興味をそそられたため、買ってみました。
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トップノート→ちょっと酸っぱいかも?ミドル〜ラスト→後味スッキリ!うまい!スパークリングなので飲み口もキレがあり、お酒にも合いそうなドリンクです。
スタッフさん曰く、「お肉料理やコース料理には合う」そう。銀座のレストランにも卸しているのも納得の出来栄えでした。
我らがApoptosisもありました
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<ChaOiプロジェクトとは?>
静岡県では、茶の生産者や流通販売業者のほか、観光業者や食品事業等の様々な業種の協同による静岡茶の新たな価値の創造と需要の創出を支援するため、ChaOIプロジェクト推進事業を行っています。
生産者、茶商、加工業者、飲料・機械メーカーや大学・研究機関、関係団体などから成るプラットフォーム「Cha Open Innovationフォーラム」を設立して、会員間のオープンイノベーションにより、これまでにない新たな価値を創造する取組を進めています。
また、講座全体を総括するコーディネーターのアドバイスを受けながら、複数のグループに分かれて生産者・茶商でグループディスカッションを行い新たな商品・売り方を検討しています。
以上が世界お茶まつりのレポートでした。
今回はボトリングティーをご紹介させていただきましたが、まだまだたくさんのお茶が並んでいました。イベントの模様はまたどこかで報告させていただきますね。
私たちのボトリングティー、ApoptosisではMakuakeも実施中!正式な販売に向けて、少しずつ動き始めています!
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以上、最後までお読みいただきありがとうございましたー!
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