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人生にまっすぐ向き合うと暇な時間ってなくなるんだなあ

毎日、本当に時間が過ぎるのが早いです。

でも、今までとは少し”早さの種類”が違います。

以前の”時間が過ぎるのが早い”は、決してだらだらしていたわけではないのだけれど、印象がない、ほとんど何も覚えていないという一日のことでした。

「今日何してたっけ?」と、まるで魂がどこかへお散歩に行ってしまっていたかのような状態。

一方、”新・時間が過ぎるのが早い”は、密度が濃く、ぎゅっと詰まっていて、スピード感がありながらも丁寧に一つ一つかみしめられるような一日。

深い充実感を伴っています。

その2つの間にはどんな違いがあるのでしょうか。

感覚的な一番大きい差は”時間が無意識で過ぎていくか” ”意識的に時間を使っていたか”です。

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日常の積み重ねが人生になってゆくことを心の底から受け入れ、まっすぐ向き合うと「目的意識」が生まれます。

目的意識があるのとないのとでは、ときどき現れるサインを見ながら一歩一歩目的地に向かっていっているのと、あてのない気ままドライブくらい違います。

時間の重みを実感として持てていなかったときは「時間って大切だよね!」くらいのライトな気持ちでした。

手帳も書いて行動してはいたものの、客観的に見てみると細かな時間のロスに無頓着で、本当に時間を大切にしようと決めきれていなかったのです。

なんでもそうだと思うのですが、不足を意識した瞬間に”今あるものの価値”がぐんと上がります。

通販でも「残り1点!」となるとたいそう価値があるものに見えてしまうし、セミナーでも100人定員で”残席3名”と書いてあったら「もしかしてすごく人気講座?受けたほうがいい?」とちょっと焦ったりする。

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わたしが人生に向き合わざるをえないくらいに”不足を意識した瞬間”はというと…。

残りの時間が短くなってきているんだと肌で感じたことでした。

ほとんどの時間を自分らしく生きてこれなかったこと、そもそも”自分らしい”がなんなのか本気で分からなかった期間がとても長かったこと。

つかめない自分らしさにもやもやしている間に、いつのまにか立派に年を重ねていました。

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ある日、インスタグラムを見ながら思ったことがあります。

”旅気分”というフォルダーを作り、いいなと思った写真は保存しているのですが、「このまま旅を気分で終わらせちゃうの?行かないの?」と。

これから時間はどんどんなくなっていき、健康や体力も下降していく。

今は健康で体力も普通にあるし、自由な時間もたくさんある。

いろいろなことを体験するために生まれてきているのに、できないなんてほんと嫌だな…。

この『ほんと嫌』が人生にまっすぐ向き合うために背中を押してくれました。

疲れて歩みを止めたくなるときには最悪な結果を視界の中にちらつかせて「いやいや、これだけは嫌だわ」と奮い立ち、毎日望む方向にこつこつと向かっていく。

望む未来への毎日、時間、そのための今がある。

そう身にしみればしみるほど…

「暇」という言葉は日々の中から消えていくんだなあ。

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悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。