やりたいこともやらなければいけないことも全部スケジュールに組み込む
習慣化。これはもう人生のテーマといっても過言ではないです。
小さいことを積み重ねるのが
とんでもないところへいくただひとつの道だ。
「小さなことをこつこつ積み上げる」という習慣を身につけることでどれほどのところにたどりつくかは、このイチローの名言と背中が物語っています。
習慣化というのが受け身で出来上がっていくものではないことは、皆うすうす気付いています。
なので何かやりたいことがあると気合いを入れて習慣化しようとしますが、ほとんどの場合スタートから3日で撃沈ということはないでしょうか。
なぜ三日坊主で終わってしまうのかということを考えると、さまざま理由があります。
「気合い」というコントロールできないものをよりどころにしてしまっていたとか、毎日変わるスケジュールに対応できていなかったりとか、単純にそんなに必要に迫られていなかったとか。
そもそも根本的な問題として、何かをやろうと思ったときには「時間」が必要ですよね。
時間ができたら、時間があけばやろうというのはほぼできない。なぜならもともとスケジュールが詰まっているのならかなりの確率であくことはないし、あいたらやろうかな~と思っていると、たいていコーヒーを飲みながらYouTubeを眺めて終わります(笑)
となると、習慣化のために使う時間は意識的に作らなければなりません。
スケジュールを見て余裕がなければ、新しい習慣ややりたいことを詰める隙間がそもそもないということです。
それを頭に置いておかないと、電車の中で席に座る大柄の男性2人の間にお尻だけをねじ込む状態になってしまいます。
まず自分のサイズに合った隙間を確保しないといけないです。
スケジュールというと「仕事」とか「〇〇さんと会う」とかを思い浮かべるかもしれませんが、案外時間を取っているのが食事やお風呂、お化粧や家事など、生活の維持に必要なものです。
一度断食をやったときに、食事がないとこんなに時間があるのか!とびっくりしたことがあります。
そのくらい一日の中で食事の時間というのは意外と長いのです。
なのでそれもきちんとスケジュールに書き入れておきます。
スケジュールを組むときにコツがあります。
予定と予定の間は少し開けること。
ぎゅうぎゅうに詰めないということです。
不測の事態はいつでも起きて、簡単に組み立てた予定が崩れます。
完璧な予定を組んで、たとえそれがたまたま1日成功したとしても、マネージャーにでも管理してもらわないかぎり毎日やり続けるのは至難の業です。
そして今、普通にやっているものの時間を少し短くできないかも考えます。
何かのついでにやったり、組み合わせたり。無意識にやっていることならば時間を短縮できる可能性が高いからです。
そうやって少しずつ暮らしの中に隙間を見つけていき組み立て直してから、いよいよ習慣化したいことをスケジュールに入れます。
暮らしに少しだけ負荷をかけるイメージです。
やらなければならない!というプレッシャーではなく、ほんのり負荷をかける。
筋トレのように、時間を決めてちょっとだけ負荷をかけてやり続けるのです。
必ず最後にはそのスケジュールで無理がないのか、それとももっと工夫したほうがいいのかを検証します。
毎日修正、毎日アップデートです。
そしてさらに大切なのが「最初から完璧を求めない」ということ。
完璧にできないからとやめてしまうのが一番もったいないですよね。
毎日書く習慣をつけたいと始めたこのnoteも、何度も何度も挫折しながらそのたびに工夫を重ねて、やっと1日のスケジュールの中に入れることができました。
今は別の3週間チャレンジをやっていますが、それは寝る前にスマホを使わない習慣と組み合わせて行うことにしたらうまくはまりました。
時間は有限。組み合わせは無限大。
今日も素晴らしい1日、素晴らしい人生の1ページでありますように。
悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。