コロナ禍におけるピアサポート活動

コロナ禍といわれる状況になって約2年半。緊急事態宣言の発令や不要不急の外出自粛要請でオフラインでのイベントが中心だったピアサポート活動を見直す必要が出てきました。
現時点では会議室の貸し出しが再開され、新型コロナウイルス感染予防対策を講じたうえでオフラインイベントを開催することができていますが、当時はこれから活動をどうしていこうかと悩んでいました。
いまだに続いているコロナ禍ですが、稀に見る機会ととらえてコロナ過でのピアサポート活動についてメモ代わりに振り返ってみたいと思います。

2020年

新型コロナウイルスのニュースが出てきたのはおそらく2022年の1月か2月ごろ。感染拡大が懸念されていることから開催予定だった3月のイベントは中止としました。


他の自助グループの活動を参考にして、初めてZoomでのオンラインイベントを開催しました。このもう少し後くらいにZoomの情報漏洩リスクが話題になった記憶があります。


2020年4月には、オンラインでの自助グループの取り組みについてまとめている記事が出てとても参考になりました。依存症の自助グループの活動が止まるのは切実な問題なので早急に着手されたのかもしれません。



さっそく取り組みを真似して、APDのオープンチャットを開設しました。2022年10月時点では1300名を超える方が参加くださっています。



新型コロナウイルスの影響により、APDの新規受付を中止とする病院が出てきました。


初対面同士が交流するオンラインイベントのファシリテーターはいまも難しさを感じます。
こくちーずのオンライン決済がペイパルで使いにくさがありましたが、今後は決済方法の選択肢が拡がっていくそうです。オンラインイベントはPeatixを活用しているところが増えている印象。


コロナ過となってから時間ができたので、Webサイトの更新やnote記事作成をまあまあしていました。
研究協力や取材の依頼、相談の問い合わせなども対応していた気がします。


イベントの開催はあまりしていませんでしたが、NHKで継続的にAPDを報道してもらえたので、たくさんの人にAPDを知ってもらえたと思います。


感染者数が落ち着いてきたこともあり、久しぶりにオフラインでの交流会を開催。感染予防対策を講じたうえで実施しました。
コロナ禍による離職やマスク・ビニールシート・オンラインミーティングでの聞き取り困難といった課題が見えてきました。


感染予防対策は、こくちーずの「新型コロナ感染予防対策ガイドライン」を参考にしました。




2021年

あんまり覚えていないですが、振り返るとあまりイベントは開催できてなくて事務的なことをやっていたことが多かったと思います。

Facebookページを作成しました。


生きづらさJAPANさまの「コロナ禍における居場所についての共同メッセージ」に賛同しました。



「ゆめ応援ファンド」を申請し、助成が決定しました。


APD啓発デーに交流会を開催しました。



オンラインミーティングを開催。


「Abema Prime」で紹介いただきました。


WRAP(元気回復行動プラン)体験会を開催してみました。



8か月ぶりにオフラインイベントを開催。


2022年

徐々に「Withコロナ」の流れになってオフラインのイベントが増えてきた時期でしょうか。オンラインでのイベントも世間でだいぶ馴染んできたように思います。

イベント開催予定だったのが感染拡大で中止に。



前に登録していたメタバースプラットフォーム「cluster」でのイベントも検討していましたが、バーチャル空間を作るのが難しくて諦めました。


情報発信などの活動。



あらたに「APDプレゼン会」と「読書会」を始めてみました。


※現在はサービス終了しています。




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