大阪中央共同住宅経営協会

昭和27年(1952年)にアパート組合からスタートした本協会は、社会の幾多の辛苦を乗り…

大阪中央共同住宅経営協会

昭和27年(1952年)にアパート組合からスタートした本協会は、社会の幾多の辛苦を乗り越え、発展を成し遂げてきた歴史ある会です。賃貸経営の環境が大きな変革期を迎えているこの時世において、賃貸経営や不動産土投資について、オーナーの立場に立った情報発信を進めて参ります。

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  • マンション経営Q&A

    アパート・マンション経営における様々な疑問について書いています。 現在賃貸経営や不動産投資を行っている人向けの内容となります。

最近の記事

入居者や建物の管理にはどのようなことを行いますか?(マンション経営Q&A)

(Q)入居者や建物の管理にはどのようなことを行いますか? (A)賃貸マンション経営において様々な業務が発生しますが、管理業務については「入居者対応等にかかる管理」と「物件のメンテナンスにかかる管理」にわかれます。 【業務例】 (入居者対応等にかかる管理 プロパティマネジメント) ・入居者の募集 ・契約関連 ・家賃の入金確認 ・滞納者への対応 ・トラブル対応 ・クレーム対応 (物件のメンテナンスにかかる管理 ビルマネジメント) ・建物の維持管理 ・設備の維持管理 ・清掃業務

    • アパートやマンションなどの建物の賃貸借契約には、どのような種類がありますか?(マンション経営Q&A)

      (Q)アパートやマンションなどの建物の賃貸借契約には、どのような種類がありますか? (A)物を貸して賃料をもらうことを約束する契約を賃貸借契約といい、賃貸借契約については民法に規定がありますが、建物の賃貸借については借家人保護の見地から借地借家法という特別の法律があります。 建物の賃貸借については借地借家法が優先的に適用され、借地借家法に特に規定のない部分について、民法が適用されます。
 この借地借家法では、建物の賃貸借について「普通建物賃貸借契約」と「定期建物賃貸借契約」

      • 原状回復工事の「ガイドライン」とは?(マンション経営Q&A)

        (Q)原状回復工事の「ガイドライン」とは? (A)賃貸借契約書は契約自由の原則により双方の合意に基づいて成立するものですが、借主と貸主の双方で契約書の解釈の違いなどからトラブルになることがあります。 退去時のトラブルを未然に防止するために国土交通省によりガイドラインが設定されました。 大阪府でこのようなトラブルを防止、減少させるため、「賃貸住宅の原状回復トラブルを防止するために」(大阪府版ガイドライン)が設定されています。 原状回復に関する基本的考え方や、トラブルを防止す

        • ペット禁止なのに飼育していた場合はどのようになることが予想されますか?(マンション経営Q&A)

          (Q)ペット禁止なのに飼育していた場合はどのようになることが予想されますか? (A)ペットの飼育が特約で禁止されているにもかかわらず、入居者がペットを飼育していた場合は契約違反となります。 ペットを原因として発生した損耗は大小問わず全ての箇所がガイドラインでいうところの『賃借人の使い方次第で発生したりしなかったりするもの(明らか通常の使用による結果とはいえないもの)』にあたり、借主負担での請求することが可能です。 ただし、ペットが原因で発生した消臭費用や清掃費用は全額借主に

        入居者や建物の管理にはどのようなことを行いますか?(マンション経営Q&A)

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        • マンション経営Q&A
          9本

        記事

          ペットに関わる原状回復工事にはどのようなことがありますか?(マンション経営Q&A)

          (Q)ペットに関わる原状回復工事にはどのようなことがありますか? (A)ペットを飼育している物件の原状回復を行う際に、ペットがつけてしまった傷や汚れに対する修繕費の負担割合が国土交通省が提供する『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』に記載されています。 ペットによってついた傷・臭い・汚れは、通常の使用によって発生するものではないため、その原状回復にかかる費用は入居者が負担するのが妥当であるとされていますが、一般的なクリーニングで除去できる程度の汚れや臭いであれば、通常

          ペットに関わる原状回復工事にはどのようなことがありますか?(マンション経営Q&A)

          原状回復工事のトラブルを回避するにはどうしたら良いですか?(マンション経営Q&A)

          (Q)原状回復工事のトラブルを回避するにはどうしたら良いですか? (A)不動産業界において原状回復は賃貸契約が終了した際にその物件を契約開始時の状態に戻すことを指し、「本来存在したであろう状態」に戻せば良いとされています。 現状回復工事で問題になるのは一般的な生活で発生する汚れではなくて、物件の契約者による故意・過失、その他通常の使用を超えるような損耗・毀損(きそん)に関してすべて修理・復旧する必要があり、契約時の状態に戻す必要があることです。 その際に発生する費用は契約者

          原状回復工事のトラブルを回避するにはどうしたら良いですか?(マンション経営Q&A)

          原状回復工事にはどのようはトラブルがおきやすいですか?(マンション経営Q&A)

          (Q)マンション経営にはどのようなトラブルがおきやすいですか? (A)国民生活センターに寄せられる賃貸住宅に関する消費生活相談のうち、原状回復に関する相談件数は毎年1万3,000~4,000件程度となっており、賃貸住宅に関する相談のうち約4割を占めています。 ・敷金礼金不要のアパートを退去したら、契約書の記載と異なるエアコン清掃代や入居前からあったフローリングのキズの修繕費用まで請求された。 ・アパートを退去した際、自分では通常損耗だと思う箇所の修繕費用や、契約書に記載

          原状回復工事にはどのようはトラブルがおきやすいですか?(マンション経営Q&A)

          原状回復工事とはどのようなものですか?(マンション経営Q&A)

          (Q)原状回復工事とはどのようなものですか? (A)原状回復とは「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と国土交通省により定義されています。 通常、賃貸住宅を退去する際に借主は借りている部屋を「現状回復」して明け渡す義務を負っています。 不動産業界における原状回復とは、賃貸契約が終了した際にその物件を契約開始時の状態に戻すことを言います。 民間賃貸住宅

          原状回復工事とはどのようなものですか?(マンション経営Q&A)

          マンション経営の銀行融資にはどのような種類がありますか?(マンション経営Q&A)

          (Q)マンション経営の銀行融資にはどのような種類がありますか?(A)物件を新築するにしても購入するにしても、自己資金だけでは購入が難しい場合は融資を依頼することになります。 【銀行融資の種類】 (アパート・マンションローン) アパートやマンションなど賃貸用不動産の建築・購入・増改築・修繕・改装・借換などの資金を融資する際に使います。アパートローンと呼ぶ場合もあります。 審査条件や融資上限が金融機関によって異なります。事業資金の融資であるため事業性も判断基準となり、審査は住宅

          マンション経営の銀行融資にはどのような種類がありますか?(マンション経営Q&A)

          「南防犯協会 令和6年新年互例会」に参加(2024年1月17日)

          南防犯協会の新年互例会に参加。 ホテル日航大阪での開催でした。 行政・地域関係者・商店街など様々な方々が参加し、 交流を深める良き場となりました。

          「南防犯協会 令和6年新年互例会」に参加(2024年1月17日)

          南納税協会が開催した「令和6年 新春落語・講演会・宣誓式・表彰式」に参加 (2024年1月18日)

          南納税協会が開催した「令和6年 新春落語・講演会・宣誓式・表彰式」に参加 (2024年1月18日)