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1月(2024年)の読書

今年から「本が好き!」に入って書評(批評)を書いてます。このnoteの再アップなので、「本が好き!」に参加する必要は有りませんけど、本好きとしては役立ちそうなので上げときます。

本好きの人には読書メーターの方が有名ですかね。ただこちらは字数制限があるので、最近は感想(255文字)+コメント(note記事)という感じでアップしてます。「本が好き!」に移行したいと思っていたのですが、登録書が少ない。自分が最初の書評が多すぎて、他の人の感想(評論)が読めないということになっています。いろいろ問題はあるのですが、一年間は続けていこうかな、と。

ベスト本

『齋藤史論』雨宮 雅子

2.26事件で親父さんが逆賊となってしまった歌人ですね。有名歌人のどん底生活からの復活劇という感じで読ませます。短歌も良かった。好きな歌人になりそうです。

『ガザに地下鉄が走る日』岡真理

岡真理さんはパレスチナ・アラブ関係は強いですね。最初に読むのは『アラブ、祈りとしての文学』がいいと思います(強力推薦本)。

『妻たちの二・二六事件 - 新装版』澤地久枝

今月は2.26事件関連本をけっこう読んでいたのですが、読みやすと感動本ということではこの本が一番でした。松本清張『昭和史発掘』とは違う視点で面白かったです。

『誰でもない』ファン ジョンウン

海外文学は韓国文学では、ハン・ガン以上に好きかもしれない作家のデビュー作。

『誰にもわかるハイデガー : 文学部唯野教授・最終講義』筒井康隆

現代思想関係はこのぐらいでいいのかな。あまり深入りすると堂々巡りを繰り返すことになるから。すごく整理されてわかりやすいと思いました。

『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック

津村記久子『やりなおし世界文学』という本から再読ですね。ディックはこれより『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の方がいいと思いますけど、家に懐かしのサンリオ文庫があったので読んでみました。

『誓願』マーガレット アトウッド

『誓願』よりもその前の『侍女の物語』の方がお勧めですが、一応『誓願』も読んだので。


『決定版 快読シェイクスピア』 河合 隼雄 (著), 松岡 和子 (著)

シェイクスピアの入門書としては面白かった。「本が好き!」で「シェイクスピアの部屋」という読書会(読書会だったんだ!)をやってます。参加者がいない。


『新装版 昭和史発掘 (7) 』松本清張(文春文庫)

『昭和史発掘(7)』まで来ました。2.26まで読めるかな。結構時間がかかる読書になってしまう。

『現代詩入門』吉野弘

創作関係では、この現代詩入門が素晴らしかった。初めて読む詩人でしたけど好きになりそうです。

特集:松本清張を読む


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