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(詩)きみが星なら
きみが星なら
誰もいない駅のプラットホームで
終電車まで見上げている
何度も何度も大きく手を広げてさ
この宇宙のどこかに
きみのいる星がある
きみが風なら
都会の人波にまぎれて
夜明けまで歩きたい
ただぼんやりと
時より口笛吹いたりしてさ
この星のどこかに
きみの風が吹いている
きみが海なら
ぼくは名もない港になろう
そして夜明け前打ち寄せる
きみの涙にしずかに濡れよう
いつまでも、いつまでも
そしてきみのしおざい
聴いていよう
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