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2021年2月の記事一覧
M6. 晴海通り 〜青野りえ『PASTORAL』セルフ・ライナーノーツ
今回のアルバムではこの一曲だけ、ブルー・ペパーズの井上薫さんに作曲していただきました。
他の曲は全てプロデューサー関美彦さんの曲なので、これだけ雰囲気が違うと思われた方もいるのでは。
はじめに5曲が完成した後でVIVID SOUNDからのリリースが決まり、追加曲を録音することになりました。そこで同じレーベルメイトのブルー・ペパーズと何かコラボできたら良いね、ということで、この「晴海通り」の他、「
M5. 大桟橋 〜青野りえ『PASTORAL』セルフ・ライナーノーツ
正統派の、こうゆうバラードが1曲あってもいいよねと。
結婚式の定番になるような王道のラブソングにしよう、と関さんが言っていましたが、歌詞を書き始めるとついつい別れの歌になっていました。
間奏のシンセのフレーズ、好きですね。泣けますね。
幸せの絶頂みたいな歌詞を書くのはなかなか難しいけれど、そのうち書けたら良いなと思います。
初めは普通に恋愛の別れの曲のつもりでした。
レコーディングに入る少し前に
M4. Love Always 〜青野りえ『PASTORAL』セルフ・ライナーノーツ
東京湾岸を舞台にした、とある女の恋模様を描いたこのアルバム。
ラブ・ストーリーの起承転結なら承の頃。
恋愛のいちばん美味しいところ。
マジで恋する5秒前。
初めてのデートに向かう途中。
いちばん楽しい時期ですよねえ。。
吉田仁郎さんによるサビのシンセが隠し味で効いていますね。
スティービー・ワンダーの「Overjoyed」を彷彿させるシンセ使い。水がポチャっと落ちるような音がリズムに重ねて使わ
M2. prelude-M3. On the Radio〜青野りえ『PASTORAL』セルフ・ライナーノーツ
1曲目の「PASTORAL」が映画の冒頭の主題歌だとしたら、この「prelude〜On the Radio」からが本編の始まりです。
「prelude」は「On the Radio」に繋がる前奏で、インストに私の語りを乗せた物語のイントロダクション。
語りを入れるアイデアは、プリプロでセッションをしていた時に関さんが遊びで語りを入れたのがきっかけです。
ちょうどその少し前に私が昭和歌謡のイベン