”子育ては十人十色”を真に発揮できてる？

新年明けましておめでとうございます。昨年は、たくさんのスキとフォロー、嬉しくなるコメントをありがとうございました。今年も今日から、また少しでもお役に立てる記事を書いて行ければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

子育ては十人十色は、真実か

さて、よく子育てをしている時に、「子育てには正解がない」、「十人十色」という考え方に遭遇すると思います。これをkey wordで検索すると、随分ここのところで情報が増えましたーー！って、驚くのですが。。たくさん出てきます。

あまりにたくさんあり、どれも趣深いのですが、参考までに１例を挙げておきます。

100％正解の子育てなんてない！ママが完ぺきを目指さなくてもいい理由

元々、子育てに正解はないって、どこから生まれてきたのでしょうね。過去の私の投稿、

に倣って、「この言葉の意図とするところ、つまり本意」を、ずっと、乳幼児教室時代に考えていたのです。

子育てに正解があるとすれば何？

なぜかって、多分、子育てって正解がないって言ったって、流石に、何もかも丸投げでいいってわけはないよね、って、潜在意識がいつも旗を立てていたからです。でも、じゃあ、正解がある部分って、それって、何なのか、私の真実として答えを出すまでに少し時間がかかりました。

で、、”子育ては十人十色”を考えた時に、そこに発達の真実はあるか、というところにたどり着いたのです。

例えば、すごく極端なお話ですが、新生児にコーラは飲ませないですよね？飲ませたら、ひょっとして本当に消化器官に異常をきたしてしまうかもしれません。最悪、命にも影響するかもしれません。だから、普通、そういうことはしませんよね。いくら十人十色でも。４歳ならひょっとして（飲ませたいかどうかは別にして）コーラも飲める子も出てくるかもしれませんが。

でも、じゃあ、１歳2ヶ月にりんごジュースとか、オレンジジュースは飲ませるかもしれませんよね。これは、どちらを飲ませても、アレルギーがない限り、死んだりしませんしね、そんなこと知っている、それが普通ですよね。むしろこの時期のリンゴジュースなら、水分補給となり、栄養となり、楽しみとなり、目的に合致していれば、発達にお誂え向きの選択の一つでしょう。

子供って、特に小さければ小さいほど、脳も体もまだまだ未熟です。完成形に向けて解剖も生理も発達している途中です。なので、その過程での、発達の枠組みの中での、やったほうがいい、やっちゃダメという正解があるんですよね。

例えば、安全に関わることだったり、命に関わることだったりは、そう。それやったらいけない！って正解がある。虐待もそう。

その安全に関わることとか命に関わることとか、他に拘りたいことが多ければ多いほど、その正解をどこまで細かく設定して守りたいか、拘りたいか、発達の枠組みの中での選択肢として「十人十色」が当てはまってくるということなんだと思っています。

あなたの十人十色をさらに豊かにするもの

だから、発達をある程度理解しておくことは、あなたの「十人十色」をとても個性的で安心で安全でより良い豊かな子育てにつなげていってくれるものだと思っています。どこまでやれて、どこまでやれないか、の匙加減を想定することができるようになりますから。

【くるみ式】のイヤイヤ期の対策と対応では、ここを明確にしています。イヤイヤ期、イヤイヤ行動に全部対応していたら、もう本当に疲れてヘトヘトになるだけです。ママやパパもメンタルも引っ張られかねません。

なので、対応するイヤイヤ行動をグループ分けします。対応するイヤイヤ行動にあなたがあなたの判断で優先順位をつけてゆきます。そして、実は、このグループのカテゴリーが発達の枠組みになっています。枠組みの中だから、正解を外すことがありません。

グループによっては、グーグル先生やママ友、ジジババ、ご近所様、育児センターなどなどでいろんなアイディアをゲットして、お子さんに一番合うやり方で、やってみてください、という、カテゴリーもあります。そういうカテゴリーこそ、十人十色が発揮できる部分です。

ということで、発達の枠組みを理解することで、あなたの十人十色をもっともっとヴァリエーション豊かに楽しく充実させることができる、というお話でした。

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