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「親子共依存」から自由になる子育て

こんにちは〜! 今回は、テーマが大きすぎて、前々から書いて消して、書いて消してを繰り返してきたテーマ、「親子共依存」について綴りたいと思います。

「スキ」が少なく「閲覧数が多い」テーマだから

これ系のテーマを書くと、書き方にもよるのでしょうけど、月間の閲覧数は多いけど「スキ」が極端に少ない、、そんな記事にしてしまう可能性があり、勇気が要ります。笑 そういう記事って、その閲覧数と「スキ」のGAPにどういう思いがあるのかなー、と読者のあなたの思いを、ああでもない、こうでもないとエンドレスに考え込んでしまいます。どんな理由があるのでしょうね。。

私のnoteで言えば、この記事がその典型!

この記事、「スキ」が少ないのですが、実は、月間閲覧数は、私の記事の中では、一番多い記事なのです。読者のあなたは、どんな想いでこの記事を読んでいるのでしょうね。。。。。苦笑 

今回、「共依存」を書くと、ひょっとして高い割合で、上記の記事と同じ、”閲覧数高いけどスキ少ない”記事第2号を作っちゃうかなーと思いつつ、それでも、やっぱり話題にしてみたくて、勇気?!を出して書いてみようと思います。テーマが、真剣さなくては語れなさそうなので、次第に、いいっぷりが荒く激しくなったりするかもしれませんが、あらかじめご承知おきください。笑

親子共依存って?

さて、「親子共依存」と言えば、、、、まずは直球から投げさせてください。(全く関係ありませんが、一応、私は、自分の世代の女性では少数派のサウスポーです。笑)かの、尾木ママこと、尾木直樹さんが2015年に「親子共依存」という本を出版されています。

尾木ママは、大学の教授をされていますが、元は思春期の子供達の先生を長くされていて、思春期からの親子をたくさん見てこられ、故に、その上での議論がここに詰まっています。この本、すごく粗く、くるみ流に要約すれば、思春期以降の母子が子離れ、親離れしていない!の危惧が隠せない!という主旨です。

では、一概に、子離れしていないのが、「共依存」なの?ということですが。。「共依存」って、親子の関係性において、相手を支配するとか、支配されるとか、個人の壁を超えた行き過ぎの依存が常に癖になってしまっている場合に、当てはまるものをいいます。もっと理解を深めるのに、もともとの「共依存」について少し見てみましょう!

共依存とは?

共依存とは、

自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す[1][2][3]。すなわち「人を世話・介護することへの愛情=依存」「愛情という名の支配=自己満足」である[4]。共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平穏を保とうとする[5][3]。 Wikipediaより抜粋

ということになります。イメージ湧きましたか?

(余談・・・「親子共依存」は、本当に愛着を育むために必要なこと、例えば、見守り、手を貸す、励ます、受け入れる、ことなどとは違います、勿論。また、「親子共依存」は、「愛情をかける」と相反するものではなくて、違う次元のものと捉えたほうがいいでしょう。ここから、この概念から、昨今は、よく使われるようになった「毒親」という言葉も出てきています。)

ちなみに、この「共依存」という言葉・概念は、

共依存という概念は、医療に由来するものではなく、看護現場サイドから生まれた[6]。共依存と呼ばれる前はCo-alcoholic(アルコール依存症の家族)と呼ばれ[7]、当初は「アルコール依存症患者との関係に束縛された結果、自分の人生を台無しにされてしまっている人々」の特徴を説明するために使われていた[8]。アルコール依存症患者を世話・介護する家族らは、患者自身に依存し、また患者も介護する家族に依存しているような状態が見受けられることが、以前より経験則的にコメディカルらによって語られていたからである[7]。 Wikipadiaより

というような起源から発しています。

元はアルコール依存症の家族の中に存在した、過剰な依存関係が、他の依存的関係性でも観察されるので、使われ出した概念、言葉。アルコール依存症に限らず、家庭なり、関係性の中に存在する「過剰な」依存関係が「共依存」ということで、そこには、相手を支配する側、そして、相手から支配される側の従属関係が存在する。

そういった依存関係が、最近では、母と子の関係性において存在するということ、それが「親子共依存」です。具体的には、、ちょっと粗いいいっぷりですが、「過干渉」(なんでも先回り&あと周りしてやってあげてしまう)の傾向が親にある場合に、「親子共依存」になりやすいということが言えるでしょう。親が常習的に過干渉に子供に介入してゆくことで、子どもをコントロール(支配)してしまうのです。

もっとこの親子共依存について知りたい場合は、以下参考にしてみてくださいね!とてもわかりやすくまとめられています。

親子共依存はなぜ避けたい?

気になるのは、この「親子共依存」になると、何が悪いのか、と言うことでしょう。「親子共依存」では、とにかく子どもの様々な自立を妨げてしまいます。そして、その子どもは、生きづらさを抱えて生きてゆくことになることが多いのです。そうして親になった子どもの子どもがまた同じ状態になることも少なくありません。

過去、おそらく親子共依存的だった、私自身の経験で言えば、一生に1回程度の経験でしたが、電車で友達と隣街にゆくのに、駅を出発した電車の中ですごく心細くなったことがあります。たった数時間の別れなのに、「私がいなくなって、母たちは、ちゃんと生きてゆけるのだろうか、、」な風に。電車で物理的に自分の家から、母から、引き離されてゆくのがとても心配に、そして、恐怖に思えたのです。この不安は、そのあと買い物をする楽しさで、すぐに払拭されたので、なんということはなかったのですが、この時の不安な気持ち、この気持ちがずっと長引く、そんな感覚が、共依存的な感覚です。

他の事例では、母のことが実は、死ぬほど嫌い、家を出たい、縁を切りたいと思っているのに、自分がいなくなったら、母は生きてゆけないかもしれない、自分しか母を支えてあげられない、と、何歳になっても、どんなに罵られても母と一緒に同居してあげなければならない、と思い込んでしまい、関係性を変えることができない、そんな感覚です。

勿論、ある程度の年齢になれば、支配されて育った子どもでも、様々な視点を持つことで、そこから自由になることができます。ですが、それまでが辛い生活、人生の学びになってしまうでしょう。

すごくポジティブ、そして、超理性的に言うとすれば、人間が成長するのに一番お誂え向きな時は「辛い時、苦しい時」であるのは確かなので、そこからの学びを得る考え方を理解するようになれば、その学びがあったからこその豊かな人生経験にすることは可能なのです。ですが、渦中にいて、先が見えないような状況が続くとかなりきつい、しんどいのは間違い無いです。

もし、親が自身の「共依存的考えや行動」に気づくことで、子どもに、自立しやすい子育て環境を作ってあげられたら、それは、親子にとって望ましいことではないでしょうか。

親子共依存度チェック!

そこで、あなたの子育てアプローチは、「親子共依存」的か、チェックしてみましょう!

以下で、親子共依存度を確認しよう!

上記からチェックリストを抜粋したものが以下です。

●親子共依存チェックリスト
(1)子どもは親に秘密を作ってはいけないと思っている。
(2)子どものことは自分が一番よくわかっていると思っている。
(3)夫よりも子どもを大事にしている。
(4)子どもの希望に沿うことは子どもを大事にすることだと思っている。
(5)自分の人生よりも、子どもの人生を一番に考えている。

全部当てはまる場合は、注意が必要とのことです!

じゃあ、どう注意すればいい?ですが、要は、子供との適度の健康的なメンタルの距離を保つことが望ましいので、

✔️ 親がヘリコプターペアレンツにならない
✔️ 滅私子育てを止める
✔️ 過干渉を止める

ことに意識してゆけば、今より親子互いにいい環境、そしていい関係性が作れるのではないでしょうか。

そして、思いませんか?これって、「子育てに夢中になりすぎず、手を抜いていいのよ!もっと自分を大切に過ごしてね!子どもを愛情深く見守りながら。」な、メッセージだと。そう、子育ての手抜きは、必要不可欠だったりするのです!うまく手抜きできると親子で、家族で、良循環が回ってくる!

最近のママはやりすぎなんだよねー

我が子が小さい頃、子供を園に出すのに、とても急いでいて転倒。まさかの骨折をしたことがあります。しばらくタクシーを使って、子供の送り迎えをしていた時のあるタクシー運転手さんとの会話からのタクシーのおじさんの言を思い出します。

「最近のママたちは、色々やりすぎる(手をかけすぎる)んだよねーー」

当時の私ですから、勿論心の中で反論していましたが、乳幼児教室で、一定数のママやパパたちの子供の関わりをみるにつれ、同じことを感じるようになっていったのです。

子供のために、自分も忘れて専念する、なんでもしてあげる、なんでも親が決めて従わせる、と言うことが、実は親子を苦しめることに繋がっていたとしたら。。

尾木ママは、上記著書の中で、思春期の親子に共依存がみて取れる、と言っています。そこで、危惧したいのは、その親子共依存関係、思春期で突然そうなったとは、考えづらいということです。少なくとも今までの継続の結果が、思春期の親子関係として現れている、つまり、その共依存関係は、乳幼児期、学童期からもおそらく既に存在していて、それが思春期まで継続し表面化してきたと考えた方が自然であると言うこと、だと思うのです。

親子共依存から自由になるために

ということで、あなたが、もし、ご自身の乳幼児子育てこれでいい?と思ったら、

✔️ 甘えさせること
✔️ 甘やかすこと
✔️ 過干渉
✔️ 過保護
✔️ 子供の興味、能力(創造性など)の引き出し方
✔️ 叱ること、導き方、しつけ

について、少し「親子共依存」から自由になるために、意識的に考えるといいと思います。

今後開催の己育て子育て「くるみ式」の

✔️   ベビーマッサージ 
✔️   ママのための読書会
✔️   子どもの創造性を育む親のための12週間限定サークル
✔️ イヤイヤ期からの対応法・子育てマインド

でも、ヒントを得ていただけるようにしています。

上記の詳細は、決まり次第シェアしますね!


親子関係回復プロジェクト


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