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あなたの創造性を大切にすることが子どもの創造力を引出す、としたら?!

こんにちは!今回は、大人も子どもも「創造性を育む」には?について綴りたいと思います。

今、育みたい子どもの創造性

「創造性」は、未来を生きる子どもが培いたい大切な能力の一つとして、以前こちらの記事↓で綴らさせていただきました。

AIが、人間のしなくていいことをしてくれ、我々の生活に浸透してくるにつれ、人間とAIの関係性について、考える機会が増えてきていますね。「AIにとって変わる職業」みたいな表現に馴染み深い昨今だったりしませんか?

子育てをしていれば、なおのこと、今の我が家の教育で、将来、この子は、より豊かに生きて行けるのだろうか、と疑問を持つ親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

DMNも大切!

こちらの記事でシェアした、幼児からの子育ての本「子育てベスト100」でも「創造力」は、未来を生きる子供達の育みたい重要能力の一つとして、章立てされて、その育み方や根拠が挙げられています。特にDMNという、脳の疲労に関係する「ぼーっと空になる、マインドフルネスの時間」などの重要性など、大切な概念が出てきますので、より豊かに効果的に生きてゆきたい場合は、本を読まれるなり、ここを見てみてくださいね!大人も創造性開花のために必要なことですね。

親主導で創造性を開花してきた子ども達

私もつい最近まで、「創造性」を育む、英語の音楽教室をしていましたが、子供の創造性について、今の日本のデフォルト的なアプローチでは、将来、豊かさのベクトルが噛み合わないだろう、という危機感をずっと抱いていました。

じゃあどうする? 音楽性を育むことと創造性を育むことに共通項目がたくさんありましたので、それをコンコンとご両親にお伝えしてきました。(乳幼児期って、結局、ご両親が納得して行動してくれないと何の成果も期待できないから、ご両親から理解を得るということは、最重要事項です。)

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扱っていた音楽プログラムは、世界的に導入普及されていて、30年以上の実績のがあり、そのプログラムを受けてきた子供達の創造力からの音楽性の結果が、その手法の正しさを物語っていました。更に、7年間このプログラムをファシリテイトさせていただいた私自身も、その正しさの目撃者でしたから、かなり、自信満々でさせていただいていました。

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よって、このアプローチ(くるみ式 イヤイヤの対応法とマインドなども合わせて)を「守破離」的 にお子さんに楽しませてくださったご家庭では、確約されていたかのように、お子さん達の音楽性が当たり前に見事に発揮されていったのです。

私の教室では、8−9割のご家庭がそうで、数にして数百家族、この世田谷の子供達の音楽性の向上にかなり貢献できたかもしれません。笑 (自惚のようでいて、きっと「守破離」だった親御さん達は、おこさんの成長をみて同意してくださる自信があります。ですが、、反対している方がいたらごめんなさい、、笑)

疑わしい!と思うあなた!笑 ぜひ、以下、生徒さんの喜びの感想を見てみてください。


気がつけば、音楽性がずば抜けてしまい、園でも、先生からも、お習い事からも、友達からも、他の親御さんからも、その圧倒的に自由で豊かな表現力、音楽を楽しむ様子を褒められ続けるお子さんを目の当たりにして、「先生のおかげです!」と親御さん達からの感謝の声、暇なく数多で、こちらも感無量でした。

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親主導で子どもの創造性を育めるもの

上記のプログラムは、創造性を育みやすい音楽を通してのものでしたが、視野をちょっと広げると、音楽以外にも創造性を育める方法ってまだまだあることがわかってきました。

子供は実は創造性の塊。よく言いますよね。子供はみな天才!とも。それを伸ばしてあげる、持っているものを引き出してあげるだけでいいんですよね。何かないものを育むのではなくて。そして、音楽性だけでなくて、創造性全般に、そうしてあげればいいんですよね。

3つの脳と三つ子の魂

脳には3つ(三層)ある、ってご存知でしたか?最近では、アドラー心理学などを通してもよく知られるようになりました。子育てをする時に知っておくと、育ちのプロセスを理解できて、いつどう援助したらいいかわかりやすいです。以下簡単に紹介しておきますね!

イメージ的にすごく大雑把ですが、3つの脳は、中心から外側に重なっている感じに思っておいてください。

1つ目の脳:中心部、脳幹というところの生命を司る脳、これは、「爬虫類の脳」と言われています。本能とか、運動とか、生命維持とか、そう言った「生きるため」の機能を司る脳です。
2つ目の脳:爬虫類より少し進化した、とっさの感情を司る脳、これが「哺乳類の脳」と呼ばれています。側頭や後頭部位で、「無意識」「潜在意識」を司る脳です。
3つ目の脳:理性や意識を司る脳、これをヒト(人間)の脳と言っています。「顕在意識」を司る、人間らしい知性・理性・複雑性を理解する脳ですね。前頭前野といって、額の上のあたりの部位です。

脳力を育むのには、脳梁の疎通をよくするなど、他にも細かいもこともいろいろありますが、とにかく、原始的なところの爬虫類脳から順に、鍛えてゆくことで次のの脳が健全に発達してゆくと言われいています。つまり、爬虫類脳→哺乳類脳→人間脳の順で各脳がMAXを更新できるくらい機能させるように育ててあげる(環境を作ってあげる)と、素養の良い子になると言われています。この説明でわかるでしょうか。

こちらも参考までに。ビジネスに絡めた説明ですが、とてもわかりやすいです。

このように、乳幼児期は、人間脳が発達するための大前提の爬虫類脳や哺乳類脳を鍛えることをやる、つまり、生命維持&本能と感情&潜在意識を作るところを存分に刺激してあげればいいんですよね。

どうやって?

その脳の司る機能を使うことで、刺激されます。
例えば、爬虫類脳であれば、外遊びでいろんな体のパーツを使い、いろんな動きをする、人工では作り出せない計り知れない変化のある自然環境の中で五感を使って遊ばせる、とか、哺乳類脳だったら、安心できる環境で愛されている感覚を整えてあげるとか。

なるほど・・・・そう、この道?!に詳しいあなたは、ピンときましたね!この時期がまさに、「三つ子の魂」っていう時期と重なるのです。ちょうど。潜在意識を作る時期って、よく生徒さんの親御さんたちにお伝えしていましたが、そう!幼児期くらいまでは、その後、なかなか変えられない「潜在意識」までを育む時期なのです。幼児後期の3-6歳くらいまでに、この2つの原始脳をうまく機能させてあげることで、次の「人間脳」の発達にスムーズに移行することができるのです。

注・・・脳を育む環境づくり、お子さんの生まれ持っての性格とかの要因もありますから、無理しない程度に楽しんで行ってください。

以上を、具体的な子育て活動に置き換えて考えると、ある程度の放任で見守られる環境のもと、五感を使った遊び、変化に富んだ遊び環境、規則正しい生活、安心した愛着関係、良い食べ物など、の環境を整えてあげると普通にぐんぐん能力が育まれてゆくでしょう、ということになると思います。割と普通の?昔からの人間作り活動(保育活動)を大切に行ってゆけばいい、ということに気が付きませんか?

教えたい時の基本中の基本

ただ、その環境を作るときに、気をつけたいことがあります。
子どもの創造性を育むのに、この幼児期までは、「強制」してやり方を教え込まないで欲しいのです。本人が楽しくて親に聞いてくるから、教える(やり方や考え方を教えたり)のは、勿論OKですけど。

では、教えたい時、どうするかというと、いろいろ方法はあるのですが、その一つに「親が豊かな創造性のお手本となること」が挙げられます。親が、創造性を発揮させた生活習慣を身につければ、自然に子どもの創造性も育まれるのですよね。

創造性は人間らしさに深く関わる

ここで、創造性の話に戻りますが、創造性は、AIと共存してゆくこれからの近未来に、人間が職を奪われるとかいうレベルの話を超えて、「人間として」「人間らしく」生きるのにとても大きく関わってくる能力であると言われています。つまり人生の意義とか、幸せに大きく関わってくる誰もが持っている脳力だと言うことができるでしょう。

Note代表の加藤さん、芥川賞受賞の作家、平野さん、東大工学部(人工知能研究)教授の松尾さんらが、Note Fesの対談でも言われていました。

”今までの価値基準で何かを生み出すのであれば、AIにもできるかもしれない。新たな価値基準を生み出す創造性”が人間らしさなのかもしれない、と。
”人間が本能と環境の複合体ゆえにできることがある。”とも。

詳しくは、上記のビデオを見てみてくださいね!

私、創造性に乏しいんですけど、、

えーーー!!!子供の創造性をひきだすのは何となくわかったけど、、大人になっちゃった私は、どうやって創造性を育めばいい?育みたいのに。。

そう思っているあなた!上記、松尾さんも言われていますし、これは多くの創造性関連の著名人も言葉は違うけど同様の主旨を言われているでしょう。

”俺がいいからいいんだ!的な唯我独尊的なところが大切!”

ですよ!

つまり、あなたの気持ち、感情・感性を大切にする、あなたらしく過ごす!ということです!(これが具体的に言わないと難しいのですが、今回は長くなるので割愛させてください!!ごめんなさい!!)子育てでいうなら、こういうことです。↓

最近「ありのまま」とか「本当の自分」が、取り沙汰されているのも、偶然ではないと思うのです。AIや情報の爆発の現状を考えても、「らしさ」がとても大切になる時代を迎えていると思うのです。あなたらしく、そのお子さんらしく、生きて行けて、生きてゆくことが、最も「サバイバル」できる豊かな生き方と言えるのではないでしょうか。

子供の創造性を育む親のための12回 オンライン・サークル 

子供の創造性を育む親のための「オンライン・サークル」を間も無く始めます。

世界的な創造性の女王と呼ばれているJulia Cameronさんの手法、本を使って、ワークを進めてゆきます。

ご案内までもう少しだけお待ちください。このNoteからご案内します。

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