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ポジティブな気持ちを受けいれるにはどうしたらいい?

先日、ポジティブな気持ちを抑え込もうとすることで、ポジティブな気持ちを感じる時間が減ってしまい、メンタルヘルスが不調になりやすいよというお話をしました。

本日は「ポジティブな気持ちを抑え込もうとするのを解決するにはどうしたらいいか?」という話をします。

ポジティブな気持ちをおさえこもうとするプロセスは以下のような感じで起こります。

友人に褒められた(出来事) → うれしい!幸せ!(気持ち) → いやいや、わたしにこんな良いことが起こるわけがない。私は幸せになってはいけないんだ。私はだめな人間だから(考え方) → ポジティブな気持ちの抑え込み → うれしい、楽しいの減衰(気持ち) 

わかるわかる!というかたもいらっしゃるのではないんでしょうか?

さて、このプロセスで変えることができるのはどこでしょうか?出来事は変えられますか?気持ちは変えられますか?

なかなか難しいですよね。ですので、考え方に幅をもたせてみましょう。やりかたは以下の通りです。

まず自分の考えや気持ちを紙に書き出してみましょう!頭の中でぐるぐる考えていても、気持ちの整理はできません。アウトプットしましょう。誰かに話すでもOKですよ。

次に、違う考え方ないかな?とじぶんに問いかけましょう。たまにはいいことだって起こるよねとか、そんなにダメばっかりじゃないじゃんとか、今日仕事頑張ったからよいことが起こってもいいよねとか、どんなことでもいいです。これもできたら紙に書き出しましょう。

最後に、終わり良ければすべて良し、1日の終わりの時間に今日あったいいことを3つ頭の中でイメージしてみましょう。空気がきれいだったとか、山がきれいに見えたとか、お菓子我慢したとかなんでもいいです。ポジティブな気持ちに持っていくための練習をしましょう。良い夢も見れますよ。

というステップでポジティブな気持ちに慣れるように取り組んでみてはいかがでしょうか?

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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