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【研究者日記】教育?研究?臨床?いずれにせよ、使える時間は限られているからやりたいことを明確にしたいよねって話。

https://youtu.be/VNyZo2xi5Vc

先日の岩野さんとの話の続きです。

これからどういう方向に自分は行きたくなるのかなあと考えています。わりと大きめの研究費とかに関わらせてもらっていると研究って面白いなあと思うようになってきました。規模感が前は現実・実現可能性とか考えて何かこれは無理だろうなみたいな感じの諦めみたいなのってありました。じゃないんです、もう予算があればできちゃうんですよ。

大学院にいたときよりもテクノロジーがだいぶついてきているから、イメージしていることってたぶん何でもできるんだなというふうに思ったのも、研究って面白いなあと思う理由かもしれません。

大学院の時なんかは、一人で何かのデータを集めて自分で何かを見つけてきてみたいな感じで研究をしていました。そういう規模間の研究ももちろん大事なんですけど規模感の大きい研究ってやっぱり何か面白いし、予算規模が上がってくると確かになんかそこそこの大き目な雑誌に載るようなことをやってるんだなって思います。何かそこの世界線を見るとやっぱり何か自分のやってきたものと違う次元にいて、研究も面白いってのが余計思うんだなって思います。一般的な博士でて心理士で臨床心理学でっていう人たちってそういうところを目指している人が多いのかなと思います。

大学教員やりたくてやってるのか?研究をしたくて研究してるのか?それとも教えたいのか?臨床したいのかによって全然わけ違うような気がします。前提が違うと教員間でも意見がかみ合わなくなるのは当然かもしれません。それがそれが悪いというふうに捉えるわけじゃないんですけど。

じぶんのようにAD/HDのような気があるものとしては、やっぱり面白そうな世界を見るとやってみたくなります。なにかひとつをとがらせていくのもあり泣きもします。

そういった研究に思いを馳せつつも、やっぱり私は教育がしたくて、非認知スキルを教育してるのが面白そうだなって思います。理想は教育系のでっかい研究引っ張ってきてなに教育のメカニズム解明できるような形で、予算をちゃんと持った上での事業展開もできるようにしていけたら一番面白いんだなっていうのがあります。自分もちゃんとでかい研究引っ張ってこれるようになれたらいいなと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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