![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73007497/rectangle_large_type_2_d39ddfa0f4cc826ca12ab30c0a29d38c.png?width=800)
暗いニュースが続くときは、よかったことやできたことに目を向けてみよう
本当に暗いニュースが続いて嫌になっちゃいますね、、、
コロナのニュースも然り、ウクライナの情勢も、暗いニュースにばかり報道されるので、気持ちも沈んできてしまいます。あおきもさすがに気持ちが沈んできます。
さて、こんなときはどうやって過ごすのがいいのでしょうか?そんなときに心理学がおすすめしてくれるのはそう、、、
「ポジティブに目を向けよう」
マイナスに目を向けると気持ちが沈む
ひとのメカニズムとして、マイナスなことを見聞きすると、気持ちが沈むというのがあります。
というのも、マイナスなことというのは、そのひとの生きるか?死ぬか?にかかわることなので、太古からひとにそなわってます。
たとえば、「大量のライオンが山から町に向かって降りてきている!」というような情報がはいったとしたらみなさんどうなるでしょう?
「やばい」「こわい」「逃げなきゃ」というような、生きるために必要な行動をする準備をするでしょう。
ということでマイナスに目を向けると気持ちが沈むのですが、あんまり過剰になってしまったりすると、疲れ果てて動けなくなります。メンタルがすり減りすぎてしまいますよね。
なので、「ある程度にマイナスな気持ちが出てくるのがいい」わけです。
ニュースを見るのはそこそこにしとこ。
![](https://assets.st-note.com/img/1645767672211-cth5HexPdx.jpg?width=800)
ニュースを見て色々と考えること自体は、まったく悪いことではないです。むしろ生きる上で必要なことかなあとも思います。
ただし、ニュースを見聞きする時間が長すぎると、そのぶんだけ、気持ちが沈む時間も長くなってしまいます。
1日の中で、この時間だけという時間を決めて、ニュースを見聞きするようにしましょう。色々なところから情報を得ると無限に良い情報も悪い情報も入ってきてしまうので、1つか2つにしときましょ。
ほめ日記書いとこ。
![](https://assets.st-note.com/img/1645767686524-PU0PwKRUxM.jpg?width=800)
さて、暗い情報をじぶんの体内に取り込むのを減らした後、どうしたらいいでしょうか?
「ポジティブな情報を体内に取り込む」ようにしましょうか。これはいろいろな先生が紹介しているのですが、「ほめ日記」というのがあります。
1日の眠る前の時間に、今日よかったこと、頑張ったこと、満足できたこと、楽しかったこと、を3つ見つけてみましょうか。
どんなことでもいいんです。お昼ごはんのカレーにお肉がたくさんはいってたなあとか、先輩とお話しできたとか、空がきれいだったなあとか、どんなことでもかまいません。
マイナスなことに目を向けているとネガティブな気持ちが出てくるのですが、プラスなことに目を向けることでポジティブな気持ちが出てくることがいろいろな研究からわかっています。
1つでもいいので、ポジティブなことに目を向けてみる時間をとってみましょうかね?
じぶんへのほめっせーじが難しい場合、誰かをほめとこ。
![](https://assets.st-note.com/img/1645767708464-LPaovclg40.jpg?width=800)
じぶんができたことに目を向けてみることって難しくないですか?恥ずかしかったりするし、ぜんぜんできてないじゃんって思えたりすることもあると思います。
そういうときは「周囲のひとやものごとをほめたり、感謝してみる」といいですよ。
ポジティブに目を向けるのはなにもじぶん自身に対してじゃなくてもいいんです。周囲のひとががんばっていることをほめてもたり、してもらったことに感謝したりもいいと思います。
カレーが好きな人はカレーに感謝してください。今日も美味しい思いをさせてもらってどうもありがと、って感じにです。
![](https://assets.st-note.com/img/1645767723514-zNeZtcnuSm.jpg?width=800)
ということで、暗い話が続いて、そのことを考える時間ももちろん大事ですが、あまり考えすぎるとしんどくなってしまいます。
そんなときはどんなことでもかまいません。ポジティブなところに目を向けるようにしましょう。
ぜんぜんそんなの見つからないよ!ってかたはぱんだ先生のほめっせーじライブを見ておいてください。月に1回おたがいのがんばったことをチャット欄で書きあうというのをしています。参加しなくてもいいので、見ているだけでも良い気持ちになりますよう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。
もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。
Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話を伝えてます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?