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思考からいちど、距離を置く【心理士のセルフケア】

引き続き、セルフケアの話をしています。

今日は嫌なことがあった時、どういう風に対処するかについてお話しします。

ネガティブな気持ちになることは、人生を送っていると絶対にあるわけです。そういう感情が出てくること自体は悪いことではなく、普通に起こり得ることだと思います。むしろ、ネガティブな感情が出てこないほうが、人間の感情の能力としてどうなのかなという感じのところもあります。

ネガティブな気持ちになること自体はそんな悪いことではないのですが、それがずっと続いてしまうことが問題になることがよくあります。

例えば、大きなニュースがあった時や災害があったり、戦争が起こったという話を聞くと、ネガティブな気持ちになります。

仕事中にそういうニュースを聞いたりすると、気持ちが沈んでしまい、仕事に手がつかなくなることがあります。

そういう時にどう対応するかというと、そのまま仕事を続けると、その気持ちが止まらなくなってしまうことがあるので、一旦デスクを離れて他のことをするようにしています。

特に、ずっとその場所にいて考えるしかないような体勢になると、考え込みすぎてしまうので、私は一旦外に散歩に行きます。

それで気持ちを切り替えて歩いていると、思考や考えに注意が向かなくなり、考えがずっと頭に残らなくなります。

一旦違うことに目を向けるのが大事だと思います。

歩くのも大変だということがあると思うので、例えば座って作業している時に、スマホゲームをやってみて気持ちを切り替えるのも有効だと思います。

自分はスイカゲームをやって、スイカを作ることに集中することで、思考以外の部分に注目を移して、ネガティブな感じから離れるようにしています。

ネガティブな気持ちに注目を向けすぎると、思考が止まらなくなることがあるので、そういう時は何か違うことをしてみるのが良いと思います。

それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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