カウンセリングの技術を映像編集に応用する?
ドキュメンタリー動画を作りました。岩野さんが大学を退職するまでの軌跡を綴った映像です。退職までの思いを乗せてみました。
今回の動画には岩野さんの色々な思いがつまっています。
気持ちが揺れ動いたりとかするシーンがたくさんありましたが、岩野さんが一人で話してると天気の話や事実の話をしたがる傾向にあるので、そういうところはごり省きして、気持ちが揺れ動いてるところを中心にピックアップしました。
自分で話していても気づかないことがあって、僕自身も自分の感情を表現するのは得意じゃないんです。だから心理士は、クライエントさんから感情が出てくる瞬間を切り取るという作業をしますし、そういうトレーニングをうけます。
クライエントさんと話してる時に感情語が出てくるところをピックアップして、感情語が出てこない時はその人述べる考えから感情を逆算して考えて話を聞くためのテクニックとか色々あって、動画編集にもそのテクニックを使えてるってことになるのかなと思いました。
人の感情が動く瞬間を切り取るのはアート要素になりそうだなって思うんですけど、カウンセリングもアート要素があると昔からよく言われています。
感情を切り取るということをカウンセリングでは直接扱っているわけじゃないんですけど、カウンセリングでの技術がそういう要素にも使えるんだなということに気づき、そういった技術を心理士になる過程でいろいろ身につけてるんだなと今回動画の編集してて気づきました。
気持ちが動く瞬間瞬間をっていうのは切り取っていくと素敵なものが見えてくるのかなと思います。
今回の岩野ドキュメンタリーは岩野さんの退職までの過程を切り取ったものではあるんですけど、感情が動く瞬間を切り取ったという性質の動画になってるかなと個人的に思います。
意図せずでしたが、結果的に山下達郎さんのライブに行った時に考えた、感情が動く瞬間を切り取ることが今回できたかなと思いました。
自分で見てもそういう瞬間が切り取られて、動画ならではの言葉を視覚化するテロップを使ったりという方法で、一つの表現ができたんじゃないかなと個人的には思っているところです。
すごい感覚的なことなので自分もまだ具体化しきれてないんですけど、その人そのもののエンターテイメント性やその人そのものから心理学を学んでもらいたいと考えた時に、今回使ったアプローチも使える方法になればいいなと思っています。
こういう形で、心理士の傾聴や感情表現を反映するスキルが、動画編集で活かされると僕は思ってなかったので、新しい発見として面白いなと思いました。
ドラマを作る人って台本ベースで作っていると思うので、僕みたいな作り方多分しないんですよね。きっと元あるもの、作品自体がなんか心が動くって性質のものだというふうに思うのですが、
今回の動画はこちらから演出かけてるわけでも何でもなくて、撮ってもらったものに対して、感情が出てくるところを抜き取って、それを論理的展開でつなげるストーリー構成をしたというような感じのものだと思います。
普通の組み立て方とは違うんですけど、心理士だからこそできる動画作成なのかなと思ったりもしました。
時間かかって大変でしたけど、自分的に手探りでやりながら、この結論を導き出せたっていうのはクリエイター人生にとってはプラスなのかなと思いました。
自分はクリエイター人生なのか、リサーチャー人生なのか、サイコロジスト人生なのかまだ分かってはいないんですけど、いろんな側面があるうちの一つが伸びがありそうでよかったなあと思いました。
それでは最後までお付き合いいただいてありがとうございました!
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