見出し画像

ポジティブ心理学をメンタルに活かすには?

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

最近、YouTube動画ばっちこい心理学でポジティブ心理学や健康心理学についての動画がいくつかあがっているのですが、ポジティブ心理学ってなに?どうすればいいの?とお考えの方もいらっしゃると思うので、noteにもまとめようと思います。

興味ある方はこちらから ⇒ https://youtu.be/Y4PYYbfvzJQ

なぜポジティブ心理学が出てきた?

心理療法の分野では、うつや不安、ストレスを減らすために、ネガティブな考えを柔軟にしよう、ネガティブな記憶による悪影響を減らそうなど、ネガティブなものを少なくする方向性で考えられてきました。

臨床心理学は医学的な発想が多く取り入れられてきたものですから、病気を治す、不調を軽くするという発想が受け入れられやすい傾向が心理療法の分野にあります。

一方、医療現場で病気を治すことはもちろんのこと、本人の生活の質や幸福が最大限になるような医療を提供するという発想が大きくなってきています。

心理療法の分野でも、その流れは大きく入ってきていて、ポジティブ心理学という発想やポジティブ心理学を応用した心理療法が取り上げられてきています。

ポジティブな気持ちがメンタルを守る

メンタルヘルスのイメージとしては落ち込みや不安やストレスを思い出すことが多いと思います。

一方、ポジティブな気持ち、興味や関心が低下することがうつの症状の1つとして考えられており、ポジティブな気持ちを持つこと自体がうつの改善に直結します。

そしてポジティブな気持ちを持つことは、睡眠を良くするなどの身体の健康にもプラスの効果をもたらし、気分の落ち込みを少なくする効果があります。

もちろん落ち込みや不安やストレスといったネガティブな要素を増やすこともだいじですが、ポジティブな要素を増やすことも大切なことです。

ポジティブ心理学をメンタルに活かす

ポジティブ心理学を応用した心理療法には本当にいろいろとあります。すぐに実践できそうなことは以下のnoteにもまとめていますが、

ウェルビーイングについての知識を身につける
じぶんのポジティブなところ(強み)を見つける
幸せになれる考え方を見つけて実践する
幸せになれる行動を見つけて実践する
感謝やコンパッションを実践する
1日の終わりに良かったことを3つ書きだす

などがあげられます(ほかにもたくさん!)。

この中ですべてを実践しなくても、じぶんに合った方法を実践してみて、よさそうなものを使ってみてもらえるといいのかなと思います。

詳細は以下のnoteで見てみてくださいね。

ウェルビーイングについての知識
強みを見つける(ウェルビーイング日記)

考え方

コンパッション

感謝

強みを見つける

幸せになれる行動

それでは最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。

Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野、とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話を伝えてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?