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【詩】

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私の創作した詩を載せてゆきます
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#人生

いいとこ取り

目のしょぼつきが
最近ヒドイんだ
夜になると目を開けても
よく見えなくて
朝からって日もあるくらい

歳のせいと云えばそうだ
一年前は
こんなんじゃなかったのに
運命って
イタズラするんだね

こんなとき若いって
いいなとか思う
本気じゃないけどね
あんな時代に
本音じゃ戻りたくないし

ただ人生のいいとこ取りを
したいだけさ
あり得ないことを

本

むかしは本の虫だったが
二十六歳頃から
あまり読まなくなった
一人暮らしを始めたときからだ
マンガも小説も聖書も
読むと云ったら詩くらい

代わりにぼくは人生を読んでいる
そこから学び取ってきた
ぼくの人生で接するものは
どれも本だと思っている

冬の嵐も 夏の台風も
歌番組もユーチューブも
彼女の微笑みも友のLINEも
牧師先生の説教も
祈りの時間も
すべてが本だと思っている

この世に本でない

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ぼくなんです!

ぼくなんです!

何年か前に
詩人の谷川俊太郎さんに手紙を書いた
「詩を千作書きました」と記したら
すぐに返事をいただき
――叱られた

「あなたは何になるつもりですか?」
「詩では食べてゆけませんよ」

そんなことを云われた
でもぼくはもう
二千作以上書いてしまった
また手紙を送れば叱られるだろうか

「どうしても書いてしまうんです」
「書かずにいられないんです!」

こう云っても叱られるだろうか
しょうがないで

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成長

成長

noteでは人気の出るものが
Twitterではさっぱりだったり
その逆のこともある
環境だったり
タイミングだったり人気は
水のようなもの

人が思った通りに動いてくれないと
怒ってもしかたない
我が道を行くしかない
正しいと感じる方向に
進むしかないのだ

これでもだめ?
じゃあこれならどうだ?
まだだめなの??? クソッ
急な坂道を登ってしか
人は伸びてゆかない
成長するのは苦しいものなのだ

幸せってやつは…

幸せってやつは…

幸せとは夢で出会う
亡くなった知人である

ありえないほどの喜びなのに
そのときはそうと思えず
あたり前に笑って過ごし
目覚めてから

「どうして心に強く刻まなかった?」
そう思うものだ

愛する人との日々も
本当は幸せなのに
ふだんはそこまで感じられず
ときに不満をこぼし
自由が欲しいと口にしたり
なかなか
大切にできないものだし

過ぎてから
哀しみつつ思い出し
スルメのように味わうのが
人生

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