【就活】アセマネ就活で役立った文献
こんにちは。富海(ふみ)です。
今回は、私がアセマネ就活に向けて活用していたサイト・ネット記事・ブログ・YouTube・書籍について紹介します。
アセマネとはなんぞや!?という方は、以下のnoteをぜひ読んでみてくださいね。
アセットマネジメント業界を知るために
アセマネに興味を持ったのなら、まずは業界理解から始めましょう。業界を知ることは、面接でよく聞かれる「なぜ〇〇業界を志望しているのですか?」に対する答えを用意するために不可欠なことです。
手始めに、1と2の書籍を読んでみてください。「図解入門ビジネス」シリーズはなぜか蔑ろにされることが多い書籍なのですが、業界の基本的なことが網羅的に書かれているのでとても助けになります。
むしろ、これら2冊でほぼアセマネ業界に対する理解は十分なんじゃないかと… それくらいよくまとまっている本です。
また、アセマネ以外の業界の理解にも役立つので、他業界を受ける際はぜひこのシリーズを読んでみてください。
1. アセットマネジメントの基本と仕組みがよ〜くわかる本
2. 投資ファンドの基本と仕組みがよ〜くわかる本
次に、「資産運用」そのものにフォーカスした書籍を紹介します。それが3と4です。運用会社で実際に働いている方々が書かれた本で、実際の業務に近い部分を学べます。ただ、3は少し古い本なので注意。
3. アセットマネジメントの世界
4. 外資系運用会社が明かす投資信託の舞台裏
アセマネ業界への理解が深まったら、今度は外側からアセマネを見てみましょう。金融業界の中でのアセマネの立ち位置を把握することは重要です。
5は金融業界全体を、6は証券業界、7は銀行業界について解説しています。
特に、アセマネを理解する上で証券業界と銀行業界の知識は必須です。なぜなら、証券、アセマネ、信託銀行は資産運用ビジネスに登場するプレーヤーだからです。アセマネ(運用会社)が開発した投資信託は主に証券会社(販売会社)で商品展開されます。そして、投資信託に預けられたお金は信託銀行(受託会社)で管理されます。
アセマネ以外を知っておくと、面接での「なぜアセマネ志望?」に対する答えをより強固なものにできるのでおすすめです!
5. 金融業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
6. 証券業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
7. 銀行業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
もっと深く知りたい人のために
業界理解が済んだら、今度はアセマネのより詳細な情報を得るフェーズに進みましょう。
アセマネに限ったことではないですが、どの業界もそれぞれが抱えている固有の問題・特徴があります。アセマネなら、例えばESG投資でしょう。企業説明会に出るとわかると思いますが、今はどの運用会社も「ESG投資やってます!」なーんて説明をしています。
そのため、ESや面接の質問にESG投資に関する問題が出てくることがあります(例えば、日興アセットマネジメントのESにはそのような質問がありました)。そのような、一歩進んだ質問にも答えられるように準備しておきましょう。
例として、以下の1、2の書籍を挙げます。どちらも新書なので、早い人なら数時間で読めるボリュームです。通学時間などで軽く読んでおくとグッドです👍
1. ESG入門 経営、投資での実装
2. インパクト投資入門
また、オルタナティブ投資も外せないテーマです。オルタナティブ投資とは、REITやCATボンド(災害ボンド)、ヘッジファンドなどの「オルタナティブ資産」への投資を指します。
オルタナティブ資産は、株式や債券などの「伝統資産」とは異なるリスク・リターン特性を保つため、ポートフォリオに組み込むことで分散投資の効果を高めることができます。そもそも投資信託は複数の株式・債券で運用するためリスク分散ができることが売りだったのですが、最近はどの銘柄でも同じリスク変動をするため、分散投資の旨味が消えてきています。そこで、オルタナティブ投資が注目されている、というわけです。
以下の3は、オルタナティブ投資について専門的かつ初心者でも理解できるように書かれている書籍です。ちなみに、これを発行しているのは東京海上アセットマネジメントですが、同社は業界内でも特にオルタナティブ投資に力を入れいてる運用会社です。
3. オルタナティブ投資の実践
経済・金融の基礎知識がない人向け
正直、この章を載せるかは悩みましたが…念の為、付け加えることにしました。基本的な経済・金融はアセマネを受ける上で欠かせないことなので、しっかりとマスターしておきましょう。1はやや厚い本ですが、2と3は新書なので、すぐ読めると思います。
1. 教養としての「金融&ファイナンス」大全
2. 金融入門
3. 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
資産運用会社各社の特徴を掴むために
就活生御用達の就活サイトをまとめておきます。会社の基本情報はその会社のHPに加え、各種就活サイトで確認するようにしましょう。
ワンキャリは(会社によりますが)ESや面接の情報が豊富なので、特におすすめです!
1. ワンキャリア
2. 外資就活
3. 就活会議
4. OpenWork
ES・面接対策
アセマネに特化した面接対策、というわけではないのですが、就活全般で役立ったのがUtsuさんチャンネルというYouTubeチャンネルです。
このチャンネル、何が良いのかというと、「大人」の目線から面接のアドバイスが聞けることなんですよね。就活系YouTuberとかブロガーとか、はたまた就活サイトの情報を見るのも結構なんですが、その発信者の大半は就活を終えたばかりの学生だったりします。でも、その人たちの成功体験を真似したところで自身の就活でうまくいくかは未知数なんですよね。
つまり、外部の情報を得る上で重要視すべきなのは、「再現性」だと思うんです。その点、Utsuさんはこれまで数多くの採用面接を行なってきた経験があるので、それをもとに展開されるアドバイスにはかなりの説得力がありました。おすすめです👌
ネットには就活の情報がありふれているのでどれを信じたら良いかわからないかもしれないですが、上述の再現性に注意しつつ、どれか1つか2つのメディアに絞って情報を得ると良いのではないでしょうか。
1. Utsuさん
就活に疲れたら〜ちょっと息抜き〜
私が暇な時に読んでいたブログや見ていたYouTubeを紹介しておきます。1の金融日記はかなり有名なブログで、外資系証券を経て投資家になった方が運営されています。金融情報がどんどん流れ込んでくるのに加え、説明がわかりやすいです。
1. [ブログ] 金融日記
2の外資系金融キャリア研究所は、(まあ面白いんですが)半分フィクションとして読んだ方がいいかもしれません笑。金融系各職種のキャリアやライフスタイルについて書いてありますが…まあ、どうなんでしょうね。でも、読んでて楽しいことは楽しいです。
2. [ブログ] 外資系金融キャリア研究所
終わりに
以上、アセマネ就活で役立った文献についてまとめてきました。
ここで取り上げたものはほんの一例なので、他にも情報を貪欲に探してください。
アセマネはネット上でも書籍でもとにかく情報の少ない業界なので苦労するかもしれません。特にネットの情報は真偽が不明な部分が多いので、注意してください。
あと、やっぱり1番の情報源はOB訪問やインターンで社員の方と話すことだと思います。これを忘れずに、就活頑張ってください。
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