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『消えた小説』(公募ガイド添削用作品)

原稿用紙(四百字詰め)395枚

上記の作品は小説をよくわかっていなかった頃の作品。というか、なんか自分でも新奇なモノが描けると思い上がっていた。プロの作家の弟子に入って「もうこういう色モノ作品を書くのはやめだ」と至った。いわゆる企画モノ小説。かなりニッチな分野です。もう書きません。いまはフツーの小説をフツーのタッチで書いています。

筒井康隆の「文学部唯野教授」のパロディ小説みたいなの描きたいなぁなんて思って思いついたのが「添削教室のパロディ小説」。夢中になって書いてましたね。この作品は結局、公募ガイドの添削講師に「これはエンタメじゃない。純文学」と言われました。

公募ガイドに添削してもらったついでに、集英社に応募しました。そこは応募規定には書いてありませんが集英社の「すばる」「すばる新人賞」は「35歳以上は新しい感覚の小説など書けるはずがない」という理由で読まずに落とします。ですのでぼくは別枠の新人賞(ノベル大賞)に応募してみました。ですがノベル大賞はエンタメの王道の部署でした。場違いな応募だったわけです。でもその編集部は「書評希望」という欄をチェックすると無料評価をしてくれます。とても良心的な編集部ですね。

添削教室を丸ごと舞台にした「オリジナリティ」と「設定・世界観」の評価はAだったようです。



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